さんば‐そう【三番叟】
1 能の「翁(おきな)」で、千歳(せんざい)・翁に次いで3番目に出る老人の舞。直面(ひためん)の揉(もみ)の段と黒い尉面(じょうめん)をつける鈴の段とからなり、狂言方がつとめる。また、その役およ...
さんばそう‐もの【三番叟物】
歌舞伎舞踊の一系統で、能の「翁(おきな)」から脱化した三番叟を趣向としたもの。「舌出し三番」「操り三番」「二人三番」など。
さん‐ばつ【傘伐】
造林で、十数年後に森林を更新するために3回に分けて伐採を行う方法。初め予備として疎伐し、次に母樹の傘下に飛散した種子が発芽・生育できるよう下種(かしゅ)伐を行い、稚樹が生長したのちに母樹を伐採し...
サンババ【Sambava】
マダガスカル北東部の町。インド洋に面し、港をもつ。バニラの生産量が世界一の同国における、重要な産地の一。バニラ工場が立地するほか、カカオ・ココナツ・米を産する。
さん‐ばばあ【三婆】
歌舞伎で、時代物の老母役のうち、最も至難とされる三役。「菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)」の覚寿、「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう)」または「信州川中島合戦(しんしゅうかわ...
サンバビー【Sahambavy】
マダガスカル中南部の町。フィアナランツォアの東約30キロメートルに位置する。フランス統治時代に開かれた同国唯一の紅茶のプランテーション、シデクザムがあることで有名。
さんば‐やく【産婆役】
会や組織などを新たに結成するとき、その世話をする人。
さん‐ばら
[名・形動]《「ざんばら」とも》結っていた髪などがくずれて、ばらばらに乱れること。また、そのさま。
さんばら【三跋羅】
《(梵)saṃvaraの音写。禁戒・律儀などと訳す》仏の定めた戒律。
さんばら‐がみ【さんばら髪】
《「ざんばらがみ」とも》形がくずれて乱れた髪。みだれ髪。