しゅうふうらく【秋風楽】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調の中曲。舞は四人舞。現在は曲・舞ともに廃絶。
しゅう‐とく【宿徳】
[名・形動ナリ]《「しゅくとく」の音変化という》 1 僧などが修行して、人徳のあること。また、その人や、そのさま。「気遠げなる—の僧都僧正の際は」〈源・橋姫〉 2 落ち着いて威厳のあること。重々...
じゆう‐ほんぽう【自由奔放】
[名・形動]人の目や世間のしきたりなどを気にしないで、自分の思うとおりに行動すること。また、そのさま。「—な振る舞い」
じゅうにるい‐しょう【十二類生】
仏語。生まれ方によって衆生(しゅじょう)を12に分けたもの。胎生・卵生・湿生・化生(けしょう)の四生に、有色(うしき)・無色・有想・無想・非有色・非無色・非有想・非無想を加えたもの。
しゅう‐ちょう【繍腸】
《にしきの心の意》詩文の才に富んでいること。豊かな詩情。「錦心(きんしん)—」
しゅしき‐ぼん【手識本】
著者自筆の識語(しきご)が書き添えられている本。
しゅう‐じ【種子】
《(梵)bījaの訳》仏語。法相宗で、人の心の主体である阿頼耶識(あらやしき)にそなわっていて、一切の現象を生じる可能性のこと。→しゅじ(種子)
しゅう【周】
中国古代の王朝。前12世紀末に、文王の子武王が殷(いん)を滅ぼして建国。都を鎬京(こうけい)に置き、封建体制をしき、華北中原を支配したが、第13代平王の時(前771年)西方の犬戎(けんじゅう)...
しゅうしき‐ざくら【秋色桜】
東京の上野公園清水堂のそばにあるしだれ桜。秋色女(しゅうしきじょ)が13歳の時に作った句「井戸端の桜あぶなし酒の酔」によって名所になったという。《季 春》
じゅうじょう‐かんぽう【十乗観法】
天台宗で、悟りの境地に至るために行われる10種の観法。観不思議境・起慈悲心(発真正菩提心)・巧(ぎょう)安止観(善巧安心止観)・破法遍・識通塞(しきつうそく)・修道品(道品調適)・対治助開(助道...