くれ‐のこ・る【暮れ残る】
[動ラ五(四)]日が沈んだあと、しばらく明るさが残る。「—・った空を渡る雁の一群」
鍬(くわ)を抜(ぬ)か・す
1 気抜けがする。茫然(ぼうぜん)とする。「広々たる千里が竹に迷ひ入る。和藤内ほうど—・し」〈浄・国性爺〉 2 足が抜けるほど疲れる。「おれも—・した。ここでしばらく休まう」〈浄・生玉心中〉
けい【頃】
[常用漢字] [音]ケイ(漢) [訓]ころ このごろ しばらく 〈ケイ〉 1 このごろ。「頃日」 2 しばらく。「頃刻/少頃」 3 田の面積の単位。百畝。「万頃(ばんけい)」
〈ころ(ごろ)...
けい‐こく【頃刻】
しばらくの時間。暫時(ざんじ)。「城外の義軍は—の間に、数万の兵数を増加しけり」〈竜渓・経国美談〉
げんろく‐みえ【元禄見得】
歌舞伎で、初世市川団十郎が創始した荒事の大見得。左足を踏み出し、左手で刀を握り、右手を後ろへ張る。「暫(しばらく)」「矢の根」などにみられる。
こ【姑】
[音]コ(漢) [訓]しゅうとめ しゅうと しばらく 1 夫の母。しゅうとめ。「姑舅(こきゅう)/舅姑(きゅうこ)」 2 しばらく。一時的。「姑息」 [難読]姑娘(クーニャン)・慈姑(くわい)
こうない‐ほいく【口内保育】
一定期間、親の口の中で子を育てること。一部の魚類や両生類にみられ、親が卵を口の中に入れて孵化(ふか)させたり、孵化後もしばらく子と行動を共にし、身の危険が生じたときに口の中に入れたりする。雄雌区...
こうむら‐は【高村派】
自由民主党の派閥の一。番町政策研究所の平成13年(2001)から同24年の通称。同9年(1997)に河本派を高村正彦が継承。しばらく「旧河本派」と称したが同13年から高村派となった。→大島派
此処(ここ)の所(ところ)
1 この箇所。この点。「—をしっかり練習しなさい」 2 ここしばらく。このところ。「—よい天気が続く」
こ‐そく【姑息】
[名・形動]《「姑」はしばらく、「息」は休むの意から》一時の間に合わせにすること。また、そのさま。一時のがれ。その場しのぎ。「—な手段をとる」「因循—」 [補説]近年、「その場だけの間に合わせ」...