じ‐ざ【侍坐】
[名](スル)主人・客など上位の人に従ってそばに座ること。「忠直卿は、…彼に—して居る愛妾の絹野を見た」〈菊池寛・忠直卿行状記〉
じ‐ざい【自在】
[名・形動] 1 意のままであること。自分の思うとおりにできること。また、そのさま。「道具を操る—な手つき」「変幻—」 2 「自在鉤(かぎ)」の略。 3 「自在天」の略。 [派生]じざいさ[名]
じ‐ざい【自罪】
《(ラテン)peccatum actuale》キリスト教で、人間の自由意志をもって、現実的に犯される罪。原罪と対照的に用いられる概念。
じざい‐かぎ【自在鉤】
囲炉裏(いろり)やかまどなどの上につり下げ、それに掛けた鍋(なべ)・釜(かま)・やかんなどと火との距離を自由に調節できるようにした鉤。
じざい‐が【自在画】
定規やコンパスなどを用いずに自由に描く図画。→用器画
じざい‐スパナ【自在スパナ】
⇒モンキースパナ
じざい‐だけ【自在竹】
茶の湯で、釣り釜をつるすのに用いる竹製の自在鉤(かぎ)。
じざい‐つぎて【自在継(ぎ)手】
回転する二軸が、ある角度で交わるなど、一直線上にない場合に連結することができる構造の継ぎ手。万能継ぎ手。ユニバーサルジョイント。
じざい‐てん【自在天】
⇒他化自在天(たけじざいてん) インドのバラモン教の神で、万物創造の最高神。摩醯首羅(まけいしゅら)。大自在天。
じざい‐に【自在煮】
自在餅(もち)のこと。