じょう【城】
とりで。しろ。城郭。「—の内より石弓はづしかけたりければ」〈平家・二〉
じょう【尉】
1 老翁。おきな。特に能で、老翁の役。また、それに用いる能面。⇔姥(うば)。→尉面 2 炭火の白い灰となったもの。「あらかた—になりかけた炭火」〈里見弴・安城家の兄弟〉 3 律令制で、衛府(えふ...
じょう【情】
1 物に感じて動く心の働き。感情。「憂国の—」「好悪の—」「知—意」 2 他人に対する思いやりの気持ち。なさけ。人情。「—の深い人」「—にもろい」 3 まごころ。誠意。 4 意地。 5 特定の相...
じょう【場】
場所。会場。
じょう【掾】
1 律令制で、国司の第三等官。→判官(じょう) 2 近世以降、主として浄瑠璃の太夫に与えられた称号。大掾・掾・少掾の3階級があり、当人1代に限る。「竹本筑後—」
じょう【諚】
貴人・主君の命令。仰せ。→御諚(ごじょう)「御曹子の御—とも覚え候はね」〈保元・中〉
じょう【嬢/娘】
[名]未婚の女性。むすめ。代名詞のように用いることが多い。「—ちゃん」「お—さん」 [接尾] 1 未婚の女性の氏名に付けて、敬称として用いる。「中村春子—」 2 職業を表す語に付けて、その職...
じょう【錠/鎖/鏁】
[名] 1 他人に開けられないように、ドア・引き出し・金庫などに取り付け、鍵(かぎ)で開閉する装置。「—を掛ける」「—をはずす」 2 (錠)錠剤。「ビタミン—」 [補説]1は本来「鎖」であるが...
じょう【判官】
律令制で、四等官(しとうかん)の第三位。庁内の取り締まり、主典(さかん)の作る文案の審査、宿直の割り当てなどをつかさどった。「丞」「掾」など官司により用字が異なる。→四等官
じょう【畳】
[接尾]助数詞。たたみの数を数えるのに用いる。「六—の部屋」「千—敷」