うわ‐ず・る【上擦る】
[動ラ五(四)] 1 声が高く浮ついたような調子になる。「変に—・った声」 2 興奮して気持ちが高ぶり、落ち着きがなくなる。逆上する。「—・った行動」 3 軽々しいと思わせる言動をとる。「—・っ...
うん・ずる【倦ずる】
[動サ変][文]うん・ず[サ変]《「う(倦)みす」の音変化》 1 あきる。「食堂の長椅子に、はたと身を倚(よ)せ掛け、いたく—・じたる体(てい)にて」〈鴎外訳・即興詩人〉 2 嫌だと思う。うんざ...
えい・ずる【映ずる】
[動サ変][文]えい・ず[サ変] 1 光や物の影が他のものの表面にうつる。「山の影が湖面に—・ずる」 2 光を受けて明るく見える。照りはえる。「夕日に—・ずる紅葉」 3 物事がある印象を伴ってと...
えい・ずる【詠ずる】
[動サ変][文]えい・ず[サ変] 1 詩歌を声に出してよむ。うたう。「万葉の歌を朗々と—・ずる」 2 詩歌を作る。「喜びを詩に—・ずる」
えん・ずる【怨ずる】
[動サ変][文]ゑん・ず[サ変]うらみ言をいう。うらむ。「すげない恋人を—・ずる」
えん・ずる【演ずる】
[動サ変][文]えん・ず[サ変] 1 人々の前で芝居・舞踏・演奏などをして見せる。また、芝居や映画などで、ある役を務める。「狂言を—・ずる」「敵役を—・ずる」 2 ある役目を務める。「物分かりの...
おい‐ずる【笈摺】
「おいずり(笈摺)」に同じ。
おう・ずる【応ずる】
[動サ変][文]おう・ず[サ変] 1 相手の働きかけに対応して行動を起こす。こたえる。「招待に—・ずる」「注文に—・じきれない」 2 呼びかけに返事をする。応答する。「相談に—・ずる」 3 物事...
お‐びんずる【御賓頭盧】
賓頭盧の像を敬い親しんでいう語。
おもい‐あなず・る【思ひ侮る】
[動ラ四]軽く見る。見くびる。「かかる貧しき辺りと—・りて言ひ来るを」〈源・蓬生〉