そう‐ぼう【蒼氓】
民(たみ)。人民。蒼生(そうせい)。 [補説]書名別項。→蒼氓
そうぼう【蒼氓】
石川達三の長編小説。ブラジル移民を主題とする三部作の第一部として、昭和10年(1935)に発表。同年、第1回芥川賞受賞。第二部「南海航路」および第三部「声無き民」は昭和14年(1939)に発表さ...
そう‐ぼう【蒼茫】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 見渡すかぎり青々として広いさま。「—たる大海」 2 ほの暗いさま。「—と暮れかけて来た窓ぎわの」〈里見弴・多情仏心〉
そうぼう‐きん【僧帽筋】
後頭部から背中の正中線に沿って始まり、左右の鎖骨・肩甲骨に終わる菱形の筋肉。肩の運動に関与。名は、カプチン修道会士のかぶる長頭巾に形が似ることによる。
そうぼう‐しつにん【相貌失認】
家族や友人などよく知っている人の顔を見ても、それが誰であるかわからない状態。ただし、声や体格、服装など顔以外の特徴によって人物を特定することができる。後頭葉から側頭葉にかけての障害によって起こる。
そうぼうてき‐ちかく【相貌的知覚】
生命のないものにも人間と同様な感情があり、表情があると感じること。太陽が笑ったり、月が悲しげにうなだれたりしていると感じるなど。
そうぼう‐べん【僧帽弁】
心臓の左心房から左心室への間にある弁。2枚からなり、血液の逆流を防ぐ。二尖弁(にせんべん)。左房室弁。 [補説]左心房が収縮するときに開いて左心室へ血液を送り込み、左心室が収縮するときに閉じて左...
そうぼうべんきょうさく‐けん‐へいさふぜんしょう【僧帽弁狭窄兼閉鎖不全症】
心臓弁膜症の一つ。僧帽弁狭窄症と僧帽弁閉鎖不全症が同時に起きた疾患。
そうぼうべん‐きょうさくしょう【僧帽弁狭窄症】
心臓弁膜症の一。僧帽弁口が狭くなり、左心房が収縮するときに、左心房から左心室へ血液が十分に送り出されなくなる疾患。左心房に血液がたまり、心房細動を起こしたり、血栓ができやすくなる。また、肺から左...
そうぼうべん‐へいさふぜんしょう【僧帽弁閉鎖不全症】
心臓弁膜症の一つ。左心室が収縮するときに、僧帽弁が完全には閉じなくなり、左心室から左心房へ血液が逆流する疾患。重症になると心不全を引き起こす。MI(mitral insufficiency)。M...