もの‐ゆか・し【物床し】
[形シク]なんとなく心がひかれるさまである。好奇心をそそられるさまである。「—・しからぬ心地に」〈源・野分〉
目(め)を伏(ふ)・せる
視線をそらして下を向く。伏し目になる。
目(め)を背(そむ)・ける
1 見ていられなくて、視線をそらす。「残酷な映像から—・ける」 2 関わり合いになることを避ける。逃避する。「現実から—・ける」
目(め)を離(はな)・す
注意している目をそらす。「ちょっと—・すと、すぐいたずらする」
なつ‐まめ【夏豆】
1 ダイズの早生種。枝豆として食べる。夏だいず。《季 夏》「—の二葉や麦の株返し/去来」 2 (中国・九州地方で)ソラマメの別名。
なき‐まね【泣(き)真似/鳴(き)真似】
1 (泣き真似)泣くまねをすること。そらなき。 2 (鳴き真似)動物の鳴き声をまねること。
そっくり‐かえ・る【反っくり返る】
[動ラ五(四)]《「そりくりかえる」の音変化》 1 うしろや反対側にそり曲がる。そりかえる。「板が乾燥して—・る」 2 いばってからだをそらせる。また、いばりくさった態度をとる。「自信ありげに—・る」
そら‐ねんぶつ【空念仏】
信心もないのに、もっともらしく念仏を唱えること。また、念仏を唱えるふりをすること。空念誦(そらねんじゅ)。からねんぶつ。
そら‐ぼめ【空誉め/空褒め】
《「そらほめ」とも》心にもないことを言って、口先でほめること。「妙な穿(うが)ちと—に」〈人・辰巳園・後〉
そら‐ねんじゅ【空念誦】
「空念仏(そらねんぶつ)」に同じ。