なか‐ぞら【中空】
[名]空の中ほど。中天。「—までも立ち昇る烈々とした炎の色は」〈芥川・地獄変〉
[形動ナリ] 1 どちらともきまらないさま。中途半端。「いづ方にも寄らず—にうき御宿世なりければ」〈源・柏木〉...
なき‐まね【泣(き)真似/鳴(き)真似】
1 (泣き真似)泣くまねをすること。そらなき。 2 (鳴き真似)動物の鳴き声をまねること。
なげ‐しまだ【投(げ)島田】
髻(もとどり)の根を低く下げて結い、後ろへ倒れるようにそらした島田髷(まげ)。遊女好みのいきな結い方で、元禄(1688〜1704)ごろ特に流行した。下げ島田。
なつ‐まめ【夏豆】
1 ダイズの早生種。枝豆として食べる。夏だいず。《季 夏》「—の二葉や麦の株返し/去来」 2 (中国・九州地方で)ソラマメの別名。
な・ぶ【靡ぶ】
[動バ下二]なびくようにする。なびかせる。多く、複合語の形で用いられる。「そらみつ大和の国はおし—・べて我こそ居(を)れしき—・べて我こそいませ」〈万・一〉
にしちゅうごくさんち‐こくていこうえん【西中国山地国定公園】
中国山地西部の国定公園。広島・島根・山口3県にまたがり、阿佐山・恐羅漢(おそらかん)山・冠山などの山々と三段峡・匹見(ひきみ)峡などの渓谷がある。
ネクサバール【Nexavar】
腎細胞癌・肝細胞癌の分子標的治療薬「ソラフェニブ」の商品名。
ねんじ‐かえ・す【念じ返す】
[動サ四]気を取りなおして我慢する。「少将、そらごとといらへまほしけれど、—・して臥し給へり」〈落窪・一〉
のう‐ぼん【膿盆】
医療器具の一。そら豆形の深皿で、嘔吐(おうと)したものを受けたり、外科手術で摘出した組織や使用済みのガーゼなどを入れたりする。
のら‐まめ【野良豆】
1 ソラマメの別名。 2 ツルマメの別名。 3 エンドウの古名。〈和名抄〉