ぞうげのとうをでて【象牙の塔を出て】
厨川白村の著作。大正9年(1920)刊。新聞や雑誌などに発表した文学評論・エッセーをまとめたもの。→象牙の塔
ぞうげ‐ぼり【象牙彫(り)】
象牙を材料として彫刻したもの。牙彫(げぼ)り。
ぞうげ‐やし【象牙椰子】
ヤシ類のうち、種子の胚乳(はいにゅう)が非常に硬いものの総称。熱帯アメリカ・南洋諸島・アフリカなどに産し、高さ6〜10メートル、幹の頂部に羽状複葉の葉が多数つく。果実は長さ10〜20センチで丸く...
ぞう‐げん【造言】
いつわりの言葉。つくりばなし。うそ。「—蜚語(ひご)」
ぞう‐げん【増減】
[名](スル)数量がふえたりへったりすること。また、ふやしたりへらしたりすること。「定期的に水かさが—する」
ぞう‐げん【雑言】
[名](スル)⇒ぞうごん(雑言)
ぞう‐げん【讒言】
「ざんげん(讒言)」の音変化。「いかなる—などのありけるにかと」〈源・柏木〉
ぞう‐こう【増劫】
仏語。住劫において、人間の寿命が10歳から年々、または100年に1歳ずつ増して、8万4000歳まで増加していく過程。⇔減劫(げんこう)。
ぞう‐こう【雑口】
悪口を言うこと。雑言(ぞうごん)。「腰が抜けて弓矢の義を忘れしと、韃靼(だったん)人の—にかけられんは必定」〈浄・国性爺〉
ぞう‐こう【蔵鉤】
古代、中国から伝来した遊戯の一。二組みに分かれ、一方の組の者が握りこぶしを出し、その中の一人が物を握っているのを、他方の組の者が言い当てるもの。