べたり
[副] 1 粘りけのあるものが多量につくさま。べったり。「血が—と手につく」 2 はがれにくいようにはりつけるさま。「注意書きを—とはる」 3 だらしなく尻をつけて座るさま。「—と座り込む」 4...
へら‐へら
[副](スル) 1 だらしなくあいまいに笑うさま。「—(と)笑っている場合ではない」「—(と)した態度にむかつく」 2 軽々しくよくしゃべるさま。「—(と)お追従を言う」 3 紙や布などが薄く...
べっ‐こう【鼈甲】
1 海ガメの一種タイマイの甲を加工して作った装飾品の材料。半透明で、黒と黄のまだらの模様がある。櫛(くし)・ブローチなどの細工物に用いる。江戸時代、タイマイの甲の使用が禁止されたことから、名をス...
ベンユーセフ‐マドラサ
《Medersa Ben Youssef》モロッコ中部の都市マラケシュの旧市街中央にあるイスラム教の神学校。マラケシュ博物館、ベンユーセフモスクのそばに位置する。16世紀、サアード朝のアブダラ=...
亡国(ぼうこく)の音(おん)
《「礼記」楽記から》滅亡した国の音楽。また、亡国の運命を暗示するかのような、みだらで哀れな音調の音楽。亡国の声。
ほうえつのマグダラのマリア【法悦のマグダラのマリア】
《原題、(イタリア)Maria Maddalena in estasi》カラバッジョの絵画。カンバスに油彩。縦107.5センチ、横98センチ。恍惚(こうこつ)の表情で目に涙を浮かべるマグダラのマ...
ほ【補】
[音]ホ(漢) フ(呉) [訓]おぎなう [学習漢字]6年 1 欠けた所をつぎ足してうめる。足りない所をおぎなう。「補遺・補完・補給・補強・補欠・補修・補充・補助・補償・補正・補足・補塡(ほてん...
ほどろ
[形動ナリ]雪などがはらはらと降るさま。また、うっすらと雪が積もるさま。はだら。「我が背子を今か今かと出で見れば沫雪(あわゆき)降れり庭も—に」〈万・二三二三〉
ほん‐ぎょう【本経】
根拠となるべき経文。「—の確かなるにつきて、この真言陀羅尼(しんごんだらに)をば申しつるなり」〈徒然・二二二〉
ふる‐え【古枝】
古い枝。また、枯れ枝。「百済野(くだらの)の萩の—に春待つと居りしうぐひす鳴きにけむかも」〈万・一四三一〉