きさきのみや‐の‐つかさ【后の宮職】
律令制における皇后付きの役所。中務(なかつかさ)省の管轄。皇后宮職(こうごうぐうしき)。中宮職(ちゅうぐうしき)。きさいのみやのつかさ。
けい‐かい【計会】
1 考えあわせること。とりはからうこと。「内臣となって内外を—し」〈続紀・元正〉 2 物事が重なり合うこと。「物色と人情と—すること疎(おろそ)かなり」〈菅家文草・一〉 3 さしつかえること。取...
けん【遣】
[常用漢字] [音]ケン(呉)(漢) [訓]つかう つかわす やる よこす しむ 1 一部を割いて差し向ける。使いをやる。「遣唐使/差遣・先遣・派遣・分遣」 2 追いやる。憂さを晴らす。「遣懐/...
かまたこうしんきょく【蒲田行進曲】
つかこうへいの戯曲。映画撮影所を舞台に、3人の男女の愛を描く。昭和55年(1980)、劇団つかこうへい事務所が初演。翌昭和56年(1981)、作者本人により小説化され、第86回直木賞受賞。また昭...
こよみ‐の‐はかせ【暦の博士】
1 律令制で、中務省(なかつかさしょう)陰陽寮(おんようりょう)に属し、暦を作り、暦生の教育をつかさどった職員。れきはかせ。 2 陰陽師をいう。
このえ‐ふ【近衛府】
律令制の官司の一。令外(りょうげ)の官。天平神護元年(765)授刀衛を近衛府と改称、さらに大同2年(807)近衛府を左近衛府、中衛府を右近衛府とした。兵仗(ひょうじょう)を帯びて宮中を警護し、朝...
こをとろ‐ことろ【子を捕ろ子捕ろ】
子供の遊戯の一。一人ずつ鬼と親になり、ほかの子供が親の後ろに列を作り、鬼が最後の子をつかまえようとするのを親は両手を広げて防ぐ。つかまったときは、その子が鬼になる。子とろ子とろ。子捕り。親とり子...
こく‐し【国司】
1 律令制で、中央から派遣され、諸国の政務をつかさどった地方官。その役所を国衙(こくが)といい、守(かみ)・介(すけ)・掾(じょう)・目(さかん)の四等官のほか、その下に史生(ししょう)などの職...
こちょう‐の‐ゆめ【胡蝶の夢】
《荘子が夢の中で胡蝶になり、自分が胡蝶か、胡蝶が自分か区別がつかなくなったという「荘子」斉物論の故事に基づく》自分と物との区別のつかない物我一体の境地、または現実と夢とが区別できないことのたとえ。
こうぶり【冠】
《「かがふり」の音変化》 1 束帯や衣冠の装束のとき、頭にかぶるもの。→冠(かんむり) 2 男子が成年に達して、初めて冠をつけること。また、その儀式。元服。初冠(ういこうぶり)。 3 《古くは冠...