そら‐だき【空薫き/空炷き】
1 前もってたくか別室でたくかして、どこからともなくにおってくるように香をたきくゆらすこと。「簾内より—の香、馥(かうば)しく匂ひ出でぬ」〈今昔・二四・六〉 2 どこからともなくにおってくるよい...
そら‐だのみ【空頼み】
[名](スル)頼みにならないことを頼りにすること。むなしい期待をすること。「—に終わる」「だれか助けてくれるかと—する」
それ【其れ】
[代] 1 中称の指示代名詞。 ㋐聞き手が持っている物、または、聞き手のそばにある物をさす。そのもの。「ちょっと—を見せてください」 ㋑聞き手がいま話題にしたばかりの事物などをさす。そのこと。...
それ‐だけ【其れ丈】
(副詞的にも用いる) 1 特定の、その物事。そのことだけ。そのものだけ。「—は勘弁してくれ」 2 その程度・分量・範囲。それくらい。それほど。「君は—の人間か」「わずかだが—でも収穫だ」「—努力...
ぞ
[副助] 1 疑問を表す語に付いて、不定の意を表す。「どこ—で休んでいくか」「誰—合力ニ雇ワウ」〈天草本伊曽保・狼と狐〉 2 「よく」「つい」などの副詞に付いて、上の語を強調する意を表す。「よ...
ゾエア【zoea】
十脚類の幼生の一型。ノープリウス期を経て変態したもの。カニ類ではこの段階のころ孵化(ふか)する。有柄眼が完成し、付属肢ができてくる。プランクトンとして生活。
たいかん‐そくど【体感速度】
数字で表される速度ではなく、人が視覚や振動などから感じる速さや遅さの感覚。例えば、同じスピードで走る自動車に乗っていても、狭い道を走るときは実際の速度より速く感じられる。乗り物以外に、球速、パソ...
たいせいよう‐ちゅうおうかいれい【大西洋中央海嶺】
大西洋のほぼ中央に南北に連なる海嶺。大まかにS字型をしており、北極海からアイスランド、アゾレス諸島を通って、アフリカ南端沖より南西インド洋へ延びる。中心部の海底の高まりにはリフトとよばれる中軸谷...
たい‐とう【台頭/擡頭】
[名](スル) 1 頭をもたげること。勢いを増してくること。「改革派が—する」 2 上奏文などで、貴人の名やそれに関する語の出てくるとき、敬意を表して改行し、一段高く書くこと。
たいよう‐どうきじゅんかいききどう【太陽同期準回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。太陽同期軌道と準回帰軌道を組み合わせたもの。衛星直下の地表における太陽の入射角が一定となり、同一条件の下で地表を観測できることに加え、一定周期で同一地点の上空に戻ってくる...