さこん‐の‐さくら【左近の桜】
紫宸殿(ししんでん)南階段下の東方に植えられた桜。朝儀の際、左近衛府の武官がこの南側に詰めたことからいう。南殿(なでん)の桜。御階(みはし)の桜。左近。→右近の橘(たちばな)
さし‐わ・く【差し分く】
[動カ四]ことさらに区別する。「—・きては心よからぬ事こそ侍れ」〈宇津保・蔵開中〉
[動カ下二] 1
に同じ。「玉江こぐ蘆かり小舟—・けて誰をたれとか我は定めん」〈後撰・雑四〉 2 分割す...
さし‐くわ・える【差(し)加える】
[動ア下一][文]さしくは・ふ[ハ下二]あとから加える。付け加える。「会則に一項を—・える」
ささ【酒】
《女房詞から。中国で酒を竹葉といったことからとも、「さけ」の「さ」を重ねたものともいう》酒のこと。「—機嫌」
ザコパネ【Zakopane】
ポーランド最南部の町。スロバキアとの国境に近く、カルパチア山脈西部のタトラ山脈のふもとに位置する。19世紀末の鉄道網の整備に伴い、同国屈指の観光保養地に発展。スキーリゾートとしても有名で、世界選...
サ‐カンペーンヤイ‐いせき【サカンペーンヤイ遺跡】
《Prasat Hin Sa Kamphaeng Yai》タイ北東部、イサーン地方南部の町シーサケットの西郊にある遺跡。市街中心部の西約20キロメートルに位置し、仏教寺院ワットカンペーンヤイの敷...
さ‐ぎちょう【左義長/三毬杖】
《もと、毬杖(ぎちょう)を三つ立てたところからという》小正月の火祭りの行事。宮中では、正月15日および18日に清涼殿の東庭で、青竹を束ねて立て、これに吉書(きっしょ)・扇子・短冊などを結びつけ、...
さきものあくだま‐ろん【先物悪玉論】
先物取引が現物市場の株価変動率を増大させ株価の暴落を招くとする説。1988年に日経平均株価先物取引が開始された直後の1990年代初期に株価が大幅に下落したことから、こうした仮説が唱えられたが、有...
さき‐ぶれ【先触れ】
[名](スル) 1 前もって知らせること。また、あとから来る物事を感じさせるもの。まえぶれ。「訪問日を—しておく」「この雷は梅雨明けの—だ」 2 室町・江戸時代、役人や貴人が旅行する際、あらかじ...
さくさん‐カーミン【酢酸カーミン】
細胞核や染色体を赤色に染色・固定する染色液の一。高純度の酢酸水溶液にカーミン(カルミン)という色素を溶かしたもの。理科実験の顕微鏡観察などで用いられる。酢酸カーミン溶液。アセトカーミン。