ときよ‐じせつ【時世時節】
その時その時の移り変わり。その時その時のめぐりあわせ。「これも—で、致し方がなかろう」〈広津和郎・風雨強かるべし〉
とき‐りょう【斎料】
僧の斎(とき)にあてる金品。「此の廿貫の銭をもて—にして」〈著聞集・一二〉
ときわ【常盤】
京都市右京区双ヶ岡(ならびがおか)の南西、太秦(うずまさ)の北の地名。左大臣源常(ときわ)の山荘があったという。[歌枕]「秋来れど色も変はらぬ—山よその紅葉を風ぞかしける」〈古今・賀〉
ときわ【常磐/常盤】
[名・形動ナリ]《「とこいわ」の音変化》 1 常に変わらない岩。「皆人の命も我もみ吉野の滝の—の常ならぬかも」〈万・九二二〉 2 永久に変わらないこと。また、そのさま。「大君は—にまさむ橘の殿の...
ときわ【常盤】
姓氏の一。 [補説]「常盤」姓の人物常盤新平(ときわしんぺい)常盤光長(ときわみつなが)
ときわ‐あけび【常磐木通】
ムベの別名。
ときわかいがくえん‐だいがく【常磐会学園大学】
大阪市にある私立大学。平成11年(1999)に開学した。
ときわ‐かえで【常磐楓】
イタヤカエデの別名。
ときわ‐かきわ【常磐堅磐】
[名・形動ナリ]物事が永久不変であること。また、そのさま。とこしえに。「万代(よろずよ)をまつの尾山の陰茂み君をぞ祈る—に」〈新古今・賀〉
時(とき)分(わ)か◦ず
季節の区別がない。四季に関係ない。いつの時季でも。「湯の原に鳴く葦田鶴(あしたづ)は我(あ)がごとく妹(いも)に恋ふれや—◦ず鳴く」〈万・九六一〉 「—◦ず降れる雪かと見るまでに垣根もたわに咲け...