つじむら‐いすけ【辻村伊助】
[1887〜1923]登山家。神奈川の生まれ。明治44年(1911)登山者として初めて冬の上高地に入山した。箱根湯本で高山植物の研究を行ったが、関東大震災で不慮の死をとげた。著「スウィス日記」「...
ちょうちょう‐うお【蝶蝶魚】
1 チョウチョウウオ科の海水魚。全長約20センチ。体形は円形に近く、側扁が著しい。体色は黄褐色で、うろこの列に沿って褐色の縦縞があり、目を横切る黒と白色の横帯がある。本州中部以南の暖海に分布。 ...
ついや・す【費やす】
[動サ五(四)] 1 あることをなしとげるために金銭・時間・労力などを使う。また、使ってなくす。「歳月を—・して完成したダム」「いたずらに時間を—・す」 2 疲れ弱らせる。「その物につきて、その...
チャップス【chaps】
《メキシコのカウボーイがズボンの上に着けた牛・鹿などの毛皮chaparajosから》カウボーイ用の革製のズボンカバーのこと。本来は灌木(かんぼく)やとげから身を守るために用いたものだが、今では脇...
ちょうせん‐あさがお【朝鮮朝顔】
ナス科の一年草。高さ約1メートル。葉は長い柄をもち、広卵形で先がとがる。夏から秋に白い漏斗状の花をつけ、実は球形で多数のとげがある。全体にアルカロイドを含み、有毒。アジア熱帯地方の原産。葉を薬用...
ちく‐ちく
[副](スル) 1 針などを浅く、繰り返し突き刺すさま。また、そのような痛みを断続的に感じるさま。ちくりちくり。「—(と)縫う」「心が—(と)痛む」「とげがささって—する」 2 聞く者の心に突き...
たっ・する【達する】
[動サ変][文]たっ・す[サ変] 1 ㋐ある場所・目的地に行きつく。至る。「登山隊が山頂に—・する」 ㋑物事の内容が伝わり届く。「噂が教師の耳にも—・する」 ㋒ある数値になる。一定の数値に届く。...
たむら‐そう【田村草】
キク科の多年草。山地の草原に生え、高さ1〜1.5メートル。夏から秋、アザミに似た紅紫色の花をつける。葉は羽状に深く裂け、とげはない。たまぼうき。《季 秋》
たら‐の‐き【楤の木】
ウコギ科の落葉低木。山野に自生。幹はまっすぐに伸び、枝や葉にとげがある。葉は卵形の小葉からなる羽状複葉。8月ごろ、白色の小花を群生し、実は黒く熟す。若芽は食用。たら。
たらば‐がに【鱈場蟹/多羅波蟹】
タラバガニ科の甲殻類。体形はカニに似るが、ヤドカリの仲間。甲幅約25センチ、脚を広げると1メートル以上になる。暗紫色で多くのとげがある。北海道以北に分布、タラの漁場に多い。肉は美味。《季 冬》