と‐むら【十村】
江戸時代、加賀藩に置かれた、10か村ないし数十か村を単位に設定された地方(じかた)支配の組織。また、その長。他藩の大庄屋にあたる。
とむらい【弔い】
《「とぶらい」の音変化》 1 人の死を悲しみ、遺族を慰めること。くやみ。弔問。「—の言葉を述べる」 2 葬式。野辺の送り。「—を出す」 3 死者の霊を慰めること。法事。追福。追善。「七年忌の—」
とむらい【訪ひ】
《「とぶらい」の音変化》おとずれること。たずねること。見舞うこと。「女院の御住居御—のため」〈謡・大原御幸〉
とむらい‐あげ【弔い上げ】
法要を営む最終の年忌。三十三回忌または五十回忌とする所が多い。これ以後、年忌供養を営まない。問い切り。
とむらい‐がっせん【弔い合戦】
戦死者のかたきをうって、その霊を慰めるための戦い。とむらいいくさ。追善合戦。
とむら・う【弔う】
[動ワ五(ハ四)]《「とぶらう」の音変化》 1 人の死を悲しみいたんで、遺族におくやみを言う。「遺族を—・う」 2 死者の霊を慰めるために追善供養を営む。「先祖の霊を—・う」
とむら・う【訪ふ】
[動ハ四]《「とぶらう」の音変化》安否を問う。見舞う。「軽薄の人は絶えて—・ふ日なし」〈読・雨月・菊花の約〉
トムラウシ‐やま【トムラウシ山】
北海道中央部、大雪山系のほぼ中央にある山。標高2141メートル。30万年前の火山活動でできた岩の山。ナキウサギの日本最大の生息地。大雪山国立公園に属する。