アパッシュ【(フランス)apache】
《アパッチ族のような、の意から》パリなどの、ならず者。無頼漢。
あぶれ‐もの【溢れ者】
1 職を失った者。浪人。 2 無頼漢。ならず者。無用者。
いけ‐ず
[名・形動] 1 (関西地方で)意地が悪いこと。また、そういう人や、そのさま。「—なことばかり言う」 2 《近世上方語》悪人。ならず者。「今も今とて—たちがわっぱさっぱ」〈浄・浪花鑑〉
韓信(かんしん)の股潜(またくぐ)り
《韓信が、若いとき町でならず者に言いがかりをつけられ、耐えてその股をくぐったという故事から》大望をもつ者は目先のつまらないことで人と争ったりしないことのたとえ。
穴(けつ)を捲(まく)・る
《ならず者が着物の裾(すそ)をまくって、その場に座り込むところから》追い詰められて、逆におどすような態度をとる。居直る。尻を捲る。
こうやのけっとう【荒野の決闘】
《My Darling Clementine》米国の映画。1946年作。監督はフォード。実在の保安官ワイアット=アープが、弟を殺したならず者のクラントン一家と対決する西部劇。
しせい‐の‐と【市井の徒】
《「旧唐書」李密伝から》市中に住むならず者。
じ‐まわり【地回り/地廻り】
1 近郷から都市へ品物を回送してくること。また、その品物。「—の野菜」 2 都市やその近郷を渡り歩いて商売すること。また、その人。「—の商人」 3 都会の盛り場などをなわばりとしてぶらぶらするこ...
だんしち【団七】
浄瑠璃「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」の登場人物。元禄8年(1695)ころ、大坂の高津祭礼の宵宮に長町裏で舅(しゅうと)を殺した魚売りの団七がモデルという。団七九郎兵衛。 文楽人形の...
どさ‐まわり【どさ回り】
1 芝居などの一座が、地方を興行して回ること。旅興行。また、もっぱら地方巡業をしている劇団など。 2 盛り場などをうろつき回るならず者。地回り。