いるかせ【忽せ】
[形動ナリ]おろそかなさま。いい加減であるさま。ゆるがせ。「何ぞ僧を—にせんや」〈今昔・一七・一一〉
いん‐じゅん【因循】
[名・形動](スル) 1 古い習慣や方法などに従うばかりで、それを一向に改めようとしないこと。また、そのさま。「—な財産家であろうと思うて軽蔑したのは」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉 2 思い切りが悪く...
インタラクティブ‐アート【interactive art】
観客が参加することで完成する芸術作品。特に、コンピューターを用いた作品で、観客の動作にセンサーが反応したり、タッチパネルなどの入力によって何らかの変化が起きたりするものをいう。双方向芸術。
インターロック‐ゲート【interlock gate】
一人ずつしか入退室ができない二重扉。同時に開かない二つの扉に挟まれた空間にセンサーが設置され、二人以上いると扉が閉まらない仕組みになっている。機密情報などを扱う部屋の出入り口に設置され、認証を受...
イーアイ‐かんど【EI感度】
《exposure index》露出指数。撮影のときに露出計にセットする目安の数値。
うしろ‐ぎたな・い【後ろ汚い/後ろ穢い】
[形][文]うしろぎたな・し[ク]いさぎよくない。卑劣だ。「子供を餌(ゑば)に恩にかけて味方にせんと—・い信玄に」〈浄・廿四孝〉
うたが・う【疑う】
[動ワ五(ハ四)] 1 本当かどうか怪しいと思う。不審に思う。うたぐる。「—・う余地がない」「自分の目を—・う」 2 事柄・事態を推測する。うたぐる。「にせ札ではないかと—・われる」 3 本当か...
うち‐はず・す【打(ち)外す】
[動サ五(四)] 1 (「撃ち外す」とも書く)打ちそこなう。「的を—・す」 2 たたいて取り外す。「(材木ヲ)門口の柱から大槌にて—・せば」〈浮・胸算用・二〉 3 失敗する。「げに又—・しては、...
うつせみ【空蝉】
《「うつしおみ」が「うつそみ」を経て音変化したもの》 1 この世に現に生きている人。転じて、この世。うつしみ。「いにしへもしかにあれこそ—も妻を争ふらしき」〈万・一三〉 2 《「空蝉」「虚蝉」な...
うて‐ず
負け惜しみの強いこと。また、その人。また転じて、無粋な者、やぼな者をいう。「かの田舎の—にせびらかされて頭(つぶり)が痛い」〈浄・冥途の飛脚〉 [補説]負ける、また、承服できる意の下二段動詞「う...