足(あし)を取(と)ら◦れる
1 道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。「ぬかるみに—◦れる」 2 交通機関が止まり、それを利用できなくなる。「脱線事故のため—◦れる」
わ‐だち【轍】
《「輪(わ)立(だち)」の意》車の通ったあとに残る車輪の跡。「ぬかるみに—がつく」
スラッシュ【slush】
1 ぬかるみ。 2 廃物。 3 廃油。
ずぶり
[副]《古くは「づぶり」とも表記》 1 水や泥などに沈み込むさま。「ぬかるみに—とはまり込む」 2 柔らかなものに突き入るさま。「短刀で—と刺す」
ずるっ‐と
[副] 1 勢いよくすべるさま。「ぬかるみで—すべる」 2 すべるように、むけたりはがれたりするさま。「すりむいて皮膚が—むけた」 3 液体や汁気の多い食べ物などをすするさま。また、その音を表す...
しん‐でい【深泥】
《「じんでい」とも》どろが深いこと。また、そのような場所。深いぬかるみ。〈日葡〉
スタック【stuck】
ぬかるみ、雪などにはまって、自動車が立ち往生すること。
しゅん‐でい【春泥】
春の、雪解けや霜解けなどによってできたぬかるみ。《季 春》「—を人罵りてゆく門辺/虚子」 [補説]書名別項。→春泥
せつ‐でい【雪泥】
雪と泥。また、雪解けのぬかるみ。
け‐あげ【蹴上げ】
1 けり上げること。また、足ではね上げた泥。はね。「ぬかる墓場道を、—の泥を厭い厭い」〈二葉亭・平凡〉 2 階段の一段の高さ。