はりま‐ぶし【播磨節】
古浄瑠璃の流派の一。万治・寛文(1658〜1673)ごろ、大坂の井上播磨掾が創始。現在、義太夫節にその語り口が残る。
はりま‐へいや【播磨平野】
兵庫県、播磨灘に面する平野。加古川・揖保(いぼ)川などが流れ、米作地帯。東部は段丘が発達し灌漑(かんがい)用の溜(た)め池が多い。臨海部は工業地帯。中心は姫路市。姫路平野。播州(ばんしゅう)平野。
はりま‐や【播磨屋】
歌舞伎俳優の屋号。初世中村歌六が用いて以来その系統の屋号であったが、現在は分家筋の中村吉右衛門およびその一門が用いている。
はり‐まわ・す【張(り)回す】
[動サ五(四)] 1 まわり一面に張る。はりめぐらす。「敷地に綱を—・す」 2 所かまわずなぐりつける。「目鼻の分かちなく握拳にて—・し」〈浮・世間猿〉
ハリマンディル‐サーヒブ【Harmandir Sahib】
インド北部、パンジャブ州の都市アムリツァルにあるシク教寺院。16世紀、シク教第4代教祖ラーム=ダスにより建設がはじめられ、17世紀初頭に完成。「アムリタサラス」(不死の池)を白大理石の回廊が囲み...