トリンコマリー【Trincomalee】
スリランカ北東部の都市。東部州の州都。古くから天然の良港をもち、ポルトガル、オランダ、フランスなどに占領され、18世紀末より英国が支配し、英海軍基地が置かれた。また第二次大戦中には日本軍が空襲を...
トルニャン【Trunyan】
インドネシア南部、バリ島北東部のキンタマーニ高原の村。バトゥール湖東岸に面し、バリ島の先住民バリアガが多く居住する。ヒンズー教伝来以前の風葬の風習が残っている。トゥルニャン。
トマノン【Thommanon】
カンボジア北部、アンコールにあるヒンズー教寺院の遺跡。アンコールトムの東に位置し、チャウサイテボーダに隣接する。12世紀初頭、クメール王朝のスールヤバルマン2世により建立。二つの塔門、祠堂、拝殿...
トゥルシーマーナス‐じいん【トゥルシーマーナス寺院】
《Tulsi Manas Temple》インド北部、ウッタルプラデシュ州の宗教都市バラナシにあるヒンズー教寺院。旧市街の南に位置する。サンスクリット語で書かれた「ラーマーヤナ」をヒンディー語に訳...
チュト‐じいん【チュト寺院】
《Candi Ceto》インドネシア、ジャワ島中部にある寺院。スラカルタ(ソロ)の東約40キロメートルに、ラウ山北麓に位置する。15世紀後半に建造。土着の自然信仰にヒンズー教や仏教の影響を受けた...
チャンドニー‐チョーク【Chandni Chowk】
インド北部の都市デリーにある大通り。市街中心部を東西に貫き、ラールキラーの西側のラホール門にいたる。市庁舎のほか、ヒンズー教、シク教、ジャイナ教、イスラム教の寺院が並び、ムガル帝国時代より続く金...
タナロット‐じいん【タナロット寺院】
《Pura Tanah Lot》インドネシア南部、バリ島南西岸にあるヒンズー教寺院。干潮時に陸続きになる岩礁の上に建てられた寺院であり、同島六大寺院の一つに数えられる。16世紀にジャワ島から渡っ...
タマンアユン‐じいん【タマンアユン寺院】
《Pura Taman Ayun》インドネシア南部、バリ島中南部の村ムングゥイにあるヒンズー教寺院。17世紀にムングウィ王朝の鎮護寺として建立。周囲を掘割に囲まれた美しい庭園をもち、10基の石塔...
タミル‐ぞく【タミル族】
《Tamil》インド南東部を中心にスリランカ北部などにも居住し、ドラビダ語族に属するタミル語を用いる民族。古くから海上交易を行い、王朝をたて独自のヒンズー文化を栄えさせた。東南アジア各地やアフリ...
タ‐プローム【Ta Prohm】
カンボジア北部、アンコールにある遺跡。アンコールトムの東約3キロメートルに位置する。12世紀末、クメール王朝のジャヤバルマン7世により仏教寺院として建立され、のちにヒンズー教寺院に改築された。東...