せいげん‐さくらひめ【清玄桜姫】
浄瑠璃・歌舞伎の一系統で、清水寺の清玄法師が桜姫の容色に迷い、破戒の末に殺され、亡霊となって姫につきまとう筋のもの。土佐少掾の浄瑠璃「一心二河白道(いっしんにがびゃくどう)」が最も古い。ほかに「...
そう‐い【僧衣】
僧がまとう衣服。法衣。そうえ。
そう‐え【草衣】
草を編むなどしてつくった粗末な衣服。隠者・僧などがまとう質素な衣。「—夕べの膚(はだへ)を隠さざれども」〈謡・関寺小町〉
ちゃく・する【着する/著する】
[動サ変][文]ちゃく・す[サ変] 1 ㋐目的地に行き着く。到着する。「浦賀に—・するや否や」〈福沢・福翁自伝〉 ㋑付着する。ぴったりと付く。「衣服に泥が—・する」 ㋒《古くは「ぢゃくする」》あ...
付(つ)いて回(まわ)・る
いつも離れずに付き従う。また、ある特定の事柄が、いつまでもそのものにつきまとう。「不運が—・る」「悪評が—・る」
つき‐まとい【付き纏い】
つきまとうこと。いつもそばに付き従うこと。特に、特定の人物に対して、恋愛感情などが満たされないことによる怨恨のためにつきまとうこと。→ストーカー →ストーカー規制法
つき‐もの【付き者】
つきそう人。また、つきまとう人。「—の女郎、はじめのあらましをささやけば」〈浮・諸艶大鑑・四〉
つけ‐まわ・る【付(け)回る】
[動ラ五(四)]いつもついてまわる。しつこくつきまとう。「女の跡を—・る」〈鴎外・灰燼〉
つづれ【綴れ】
1 破れをつぎ合わせた衣服。ぼろの着物。ぼろ。つづれごろも。「—をまとう」 2 「綴れ織り」に同じ。「—の帯」 3 「裂き織り」に同じ。
てん【纏】
[人名用漢字] [音]テン(漢) [訓]まとう まとい まつわる 1 まつわりつく。「纏繞(てんじょう)・纏綿」 2 身につける。身にまとう。「纏足/半纏」 [補説]「纒」は俗字。