ばら‐がき【茨掻き】
[名・形動] 1 所きらわずひっかくこと。また、そのさまや、そのあと。「顔や手足を—にして逃出した器量人もあった」〈魯庵・社会百面相〉 2 みだらなこと。みだりがわしいこと。また、そのさま。「実...
ひき‐ひと【低人/侏儒/矬】
背丈のきわめて低い人。ひきと。ひきうど。「おほきに—、俳優(わざをぎ)を進めて、みだりがはしきの楽をなし」〈武烈紀〉
はん‐り【藩籬】
1 「藩屏(はんぺい)1」に同じ。 2 「藩屏(はんぺい)2」に同じ。「ラファエルは、始終宗教の—に頼りしが故に」〈抱月・囚はれたる文芸〉 3 他と隔てるもの。「博愛を唱えてみだりに—を作り」〈...
びんずる【賓頭盧】
《(梵)Piṇḍola-bhāradvājaの音写から。不動の意》十六羅漢の第一。白頭・長眉の相を備える阿羅漢。神通に達したが、みだりに用いて仏陀(ぶっだ)にしかられ、仏陀滅後の衆生の教化を命じ...
ひ‐よう【秘要】
みだりに人に教えない重要な事柄。奥義。極意(ごくい)。
プライベート‐ゾーン【private zone】
《自分だけの場所の意》みだりに他人に見せたり触らせたり、逆に、他人が見たり触ったりするのをはばかるべき身体の部位。 [補説]厳密な定義はないが、学童への性教育の際には、多く、水着を着用した際に隠...
ほう‐らん【放濫】
[名・形動]勝手気ままであること。みだりに道理に背くこと。また、そのさま。「女の言葉遣いは…寧(むしろ)—に走る嫌いがあった」〈荷風・濹東綺譚〉
ぼう‐よう【望洋】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 あまりに広々としているために見当のつかないさま。「—たる大河」 2 遠くをながめるさま。「漫(みだり)に—の心を生ず」〈童子問・中〉
ぼう‐よう【妄用】
みだりに用いること。むやみに使うこと。もうよう。
ふり‐まわ・す【振(り)回す】
[動サ五(四)] 1 手や手に持った物などを、勢いよく振ったり回したりする。「腕を—・す」「刀を—・す」 2 みだりに使う。「親の権威を—・す」 3 自慢してみせる。ひけらかす。「知識を—・す」...