ち‐の‐みち【血の道】
1 血液の通る道筋。血脈。血管。ちみち。 2 産褥(さんじょく)時・月経時・月経閉止期などの女性に現れる頭痛・めまい・寒け・発汗などの諸症状。ちみち。
ち‐みち【血道】
「血の道」に同じ。
ついたち‐みち【朔日路】
盆路(ぼんみち)のこと。多くは陰暦7月1日に行うことからの称。
つい‐の‐みち【終の道】
人が最後に通る道。死出(しで)の道。「—きのふは過ぎぬ今日も又よもと思ふぞはかなかりける」〈続古今・哀傷〉
つかい‐みち【使い道/使い途】
1 使う方法。使い方。「金の—を考える」 2 使う目的に応じたそれぞれの方面。用途。使い所。「—が広い道具」
つくば‐の‐みち【筑波の道】
連歌の異称。日本武尊(やまとたけるのみこと)が筑波を過ぎて甲斐国の酒折(さかおり)の宮に着いたとき、「新治(にひばり)筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と歌ったのに対し、火ともしの翁(おきな)が「かがな...
つくり‐みち【作り道】
新しくつくった道。新道。「廻廊あり、楼門あり、—十余町見くだしたり」〈平家・八〉
つた‐の‐ほそみち【蔦の細道】
ツタがおい茂って細くなっている道。特に、静岡市駿河区丸子(まりこ)と藤枝市岡部町岡部との間の、宇津ノ谷(うつのや)峠の道をさす。伊勢物語中の「宇津の山にいたりて、わが入らむとする道は、いと暗う細...
つわもの‐の‐みち【兵の道】
戦いのしかた。兵法(ひょうほう)。また、武道。「なほ—は、日の本(もと)の人にはあたるべくもあらず」〈宇治拾遺・一二〉
てつがく‐の‐みち【哲学の道】
京都市東部、琵琶湖疏水に沿う小道。北の銀閣寺橋から南の若王子(にゃくおうじ)橋に至る。全長約1.5キロ。大正時代、西田幾多郎・河上肇・田辺元ら哲学者が散策したことによる呼称。