おど・く
[動カ下二]《「おおどく」の音変化》おっとりしている。「何事にもあるに従ひて、心を立つる方もなく、—・けたる人こそただ世のもてなしに従ひて」〈源・椎本〉
おぼ‐めか・し
[形シク]《動詞「おぼめく」の形容詞化》 1 はっきり見えない。おぼろげである。「夕涼みといふほど、物のさまなども—・しきに」〈枕・二二四〉 2 記憶などが確かでない。「そのかた(=和歌ノ方面)...
お‐もたせ【御持たせ】
《「御持たせ物」の略》来客を敬って、持ってきた土産物をいう語。多く、その客へのもてなしにその品をすすめるときに使う。「—で失礼ですが」 [補説]近ごろでは、客が持ってきた土産物を受けた側からいう...
お‐よばれ【御呼ばれ】
人から酒食のもてなしに招かれること。
おん‐ぐう【恩遇】
情け深いもてなし。厚遇。「厚く多年の—を謝し」〈竜渓・経国美談〉
かいもと‐あるじ【垣下饗】
垣下(かいもと)の座について、もてなしを受けること。「おほし—はなはだ非常に侍(はべ)りたうぶ」〈源・少女〉
かくし‐よね【隠し娼】
「隠し売女(ばいじょ)」に同じ。「清水町の—、百で酒肴もてなし」〈浮・置土産・四〉
かこ・つ【託つ】
[動タ五(四)] 1 心が満たされず、不平を言う。ぐちをこぼす。嘆く。「不運を—・つ」 2 他の事のせいにする。口実にする。かこつける。「酔ひに—・ちて苦しげにもてなして」〈源・藤裏葉〉
きゃく‐しょうばい【客商売】
旅館・飲食店など、客のもてなしを主とする商売。
きょう‐えん【饗筵】
もてなしの席。