ろうらん【楼蘭】
中国、漢・魏時代の西域諸国の一。また、その中心となったオアシス都市。タリム盆地東部、ロブノール西北岸にあり、シルクロードの要衝として繁栄。前77年、漢の属国とされ、鄯善(ぜんぜん)と改称。ロブノ...
ろう‐り【老吏】
老年の役人。また、老練な役人。
ロウリュ【(フィンランド)löyly】
サウナ風呂の入浴法の一。熱した石に水をかけて蒸気を発生させ、発汗作用を促進する。ロウリュウ。
ろう‐りょう【粮料】
食料。糧米。「—背負うて奥州へ落ちまどひし」〈平家・一一〉
ろう‐りょく【労力】
1 何かをするために心身を働かせること。骨折り。「—を惜しむ」 2 労働力。人手。「安い—」
ろう‐るい【老羸】
年とってからだが弱ること。老衰。老弱。
ろう‐るい【蝋涙】
ともした蝋燭(ろうそく)から溶けて流れた蝋を涙にたとえていう語。「きたならしく—のこびりついた燭台と」〈谷崎・細雪〉 [補説]書名別項。→蝋涙
ろうるい【蝋涙】
原田康子の自伝的短編小説、および同作を表題作とする作品集。短編小説は、平成11年(1999)、「群像」誌に発表。作品集は同年に刊行され、第38回女流文学賞を受賞。
ろう‐れい【老齢】
年とっていること。老年。高齢。「—人口」
ろう‐れい【狼戻】
1 欲深く道理にもとること。「常に—の心を懐(いだ)きて」〈将門記〉 2 乱れていること。散らかっていること。狼藉(ろうぜき)。「公家は日を逐って—せしかば」〈太平記・二四〉