マンガリア【Mangalia】
ルーマニア南東部、黒海に面する町。コンスタンツァの南約45キロメートルに位置する。紀元前6世紀に古代ギリシャ人が建設した植民都市カラティスに起源し、古代ローマ時代の遺跡も多く残されている。ネプト...
マントバ【Mantova】
イタリア北部、ロンバルディア州の都市。ポー川支流のミンチオ川をせき止めて造られた三つの人工湖に囲まれる。古代ローマ時代に栄え、中世にはロンバルディア同盟の自治都市となった。ゴンザーガ家の支配下に...
マルメディ【Malmédy】
ベルギー東部、リエージュ州の都市。ドイツとの国境に近い。7世紀に修道院が建設され、18世紀末まで、神聖ローマ帝国の修道院領として存続。フランス領、プロシア領を経て、第一次大戦後にオイペンとともに...
マローヤ【Maloja】
スイス東部、グラウビュンデン州の村。オーバーエンガディン地方の最西端、ローマ時代の重要な街道の一つが通ったマローヤ峠に位置する。イタリア出身の画家ジョバンニ=セガンティーニが晩年を過ごし、彼のア...
マルティニ【Martigny】
スイス南西部、バレー州の都市。サンベルナール峠に近く交通の要衝として発展。商業が盛ん。ワインの産地としても知られる。円形劇場をはじめローマ時代の遺跡が多数見つかっており、またバティア城など中世の...
み‐こ【巫女/神子】
1 神社に属し、神楽を舞ったり神事に奉仕して神職を補佐する女性。かんなぎ。 2 祈祷・卜占(ぼくせん)や死者の口寄せをする女性。東北地方のいたこ、沖縄地方のゆたなどの類。ふじょ。「恐山(おそれざ...
マルチナロービーム‐そくしんき【マルチナロービーム測深器】
指向性の高い音波を同時に多方向に発信し、広範囲で水深を測定する測深器。一度の計測で起伏の多い海底地形を正確に捉え、効率よく等深線を作成することが可能となる。ナローマルチビーム測深器。
ミケーネ【Mykēnai】
ギリシャ、ペロポネソス半島東部アルゴリス平野にある古代都市遺跡。ミケーネ文明の中心だったが、ローマ時代に荒廃。1876年、シュリーマンにより発掘された。1999年、同じくシュリーマンが発掘したテ...
ミサ【(ラテン)missa】
1 ローマ‐カトリック教会で、イエス=キリストの十字架上の犠牲を継承・再現する重要な祭儀。キリストの体と血であるパンとぶどう酒を、司祭の手をもって神に献(ささ)げ、信者もこれに参与し、キリストと...
ミラノ‐ちょくれい【ミラノ勅令】
帝政ローマ中期の313年、コンスタンティヌス1世とリキニウス帝がミラノで発したとされる、キリスト教徒の信教の自由を認めた勅令。増大しつつあるキリスト教徒の支持を得ようとしての政治的措置とされる。