ケリニア【Keryneia/Κερύνεια】
キプロス北部の町キレニアのギリシャ語名。
コイネー【(ギリシャ)koinē】
《共通の、の意》紀元前4世紀後半、アッティカ方言にイオニア方言の要素が加わって形成された古代ギリシャ語。アレクサンドロスの遠征を契機に東方世界に広がり、広大な地域で話された。1世紀後半に記された...
こてん‐ご【古典語】
1 明治以前の古典に用いられている語で、現代では一般には用いられないか、または意義に変化のある語。古語。 2 古く存在した言語で、現在の文化に至る影響をもつもの。特にヨーロッパで、その文化の基調...
ゴート‐ご【ゴート語】
《Gothic》インド‐ヨーロッパ語族のゲルマン語派に属する言語。4世紀半ばに西ゴート人の司教ウルフィラがギリシャ語から翻訳した聖書を主な文献とする。ゲルマン語の古い姿を伝えているが今日では消滅した。
サイバネティックス【cybernetics】
生物と機械における制御と通信を統一的に認識し、研究する理論の体系。社会現象にも適用される。第二次大戦後、米国の数学者ノーバート=ウィーナーが提唱。「舵手(だしゅ)」の意のギリシャ語に由来する。
サナトロジー【thanatology】
《死という意のギリシャ語thanatosから》死に関する科学。死のあり方や、死にゆく人、またはその近親者の援助の方法を扱う。→タナトス
サーモバリック【thermobaric】
《ギリシャ語で「熱い」を意味するthermosと「重さ、圧力」を意味するbarosを合わせた造語》温度と圧力が比例して変化することなどを意味する語。例えば、海水の中を周囲より低温の水塊が沈降して...
シストルム【sistrum】
《元来ギリシャ語で、震わすの意》柄のついた枠に横棒をゆるく通し、振って音を出す、がらがらに似た楽器。起源は古く、古代エジプト・メソポタミアに存在した証拠があるという。
シンタグマ‐ひろば【シンタグマ広場】
《Plateia Syntagmatos/Πλατεία Συντάγματος》ギリシャの首都アテネの中心部にある広場。「シンタグマ」はギリシャ語で「憲法」を意味し、1843年に憲法が発布され...
シンポジウム【symposium】
聴衆の前で、特定の問題について何人かが意見を述べ、参会者と質疑応答を行う形式の討論会。語源はギリシャ語のシンポシオンから。