がん【頑】
[ト・タル][文][形動タリ]かたくなに人の言うことを受け入れないさま。多く「頑として」の形で用いられる。「忠告を—として聞き入れない」「—として節を枉(ま)げず、反骨を貫く」
かんえん‐ウイルス【肝炎ウイルス】
肝細胞内で増殖して肝炎を起こすウイルス。A型からE型まで5種類が確認されている。 [補説]A型・E型は感染者の糞便に放出されたウイルスに汚染された水や食べ物を介して経口感染し、B型・C型・D型は...
たち‐うお【太刀魚】
スズキ目タチウオ科の海水魚。全長約1.5メートル。体は細長く側扁が著しい。尾端は糸状。歯は鋭い。体表はうろこがなくてグアニンで覆われ、銀白色。海中では頭を上にして、直立している。世界の暖海に分布...
かん‐こ【官戸】
1 唐代の中国で、官に所属していた賤民の一。 2 宋代以降の中国で、科挙に及第して官僚となった者の家。 3 日本の律令制で、官奴司(かんぬし)に所属し、雑役に駆使された賤民。良民と同様に口分田を...
ヘレンキームゼー‐じょう【ヘレンキームゼー城】
《Schloß Herrenchiemsee》ドイツ南部、バイエルン州の町、プリーンにある城。景勝地として知られるキーム湖にあるヘレン島に、バイエルン王ルートウィヒ2世により1878年から188...
考(かんが)える葦(あし)
パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」として、人間の、自然の中における存在としてのか弱さと、思考する存在としての偉大さを言...
た・つ【立つ】
[動タ五(四)] 1 ある場所にまっすぐ縦になっている。 ㋐足を伸ばしてからだを縦に支える。「通路に—・つ」 ㋑草や木が地に生える。「街路樹が—・つ」 ㋒長いものや高大なものが直立して位置する...
へい‐そく【屏息】
[名](スル) 1 息を殺してじっとしていること。「敵艦依然港内に—して」〈独歩・愛弟通信〉 2 おそれて身を縮めること。「一片の命令の下に操觚者(そうこしゃ)は—し」〈魯庵・「破垣」に就て〉
ホアロー‐しゅうようじょ【ホアロー収容所】
《Hoa Lo Prison》ベトナムの首都ハノイの市街中心部にある監獄。19世紀末、フランスにより建造。植民地支配に抵抗するベトナム人が捕えられたほか、ベトナム戦争の際はベトナム人民軍の捕虜収...
きしだくにお‐ぎきょくしょう【岸田国士戯曲賞】
岸田国士を記念して創設された文学賞。昭和30年(1955)新劇戯曲賞として設置。昭和36年(1961)「新劇」岸田戯曲賞と改称、昭和54年(1979)に現在の名称となる。年に1回、活字化された戯...