いちび‐がら【𦯶麻稈】
イチビの茎の外皮を取り去ったもの。焼いて炭にし、火持ちがいいので火口(ほくち)を作る。ほくちから。
いちび‐はばき【𦯶麻脛巾】
イチビの皮を編んで作った脛巾。昔、衛府の随身(ずいじん)・舞人などが用いた。
いちびり
(関西で)調子に乗って騒ぐこと。目立とうとしてふざけること。また、その人。お調子者。→いちびる
とうねつ‐びょう【稲熱病】
⇒いもちびょう
うち‐ひと【内人】
《「うちびと」とも》 1 伊勢神宮などの神職で、禰宜(ねぎ)の次の位の人。宿直や、神に供える酒食のことを扱った。うちんど。 2 天皇から賜った召使いの童(わらわ)。「この度の童の名ども、院人、—...
えいせいそくい‐システム【衛星測位システム】
複数の測位衛星から時刻情報つきの信号を受信し、地上での現在位置を計測するシステムの総称。全地球を対象とする米国のGPS、ロシアのGLONASS(グロナス)、EUのガリレオ、中国の北斗のほか、特定...
えまい【笑まひ/咲まひ】
1 ほほえむこと。微笑。「思はぬに妹が—を夢に見て心のうちに燃えつつぞをる」〈万・七一八〉 2 花のつぼみがほころびること。「春くれど野辺の霞につつまれて花の—のくちびるも見ず」〈永久百首〉
おおいし【大石】
姓氏の一。 [補説]「大石」姓の人物大石内蔵助(おおいしくらのすけ)大石主税(おおいしちから)大石千引(おおいしちびき)大石久敬(おおいしひさたか)大石真(おおいしまこと)大石正巳(おおいしまさ...
おちゅうど【落人】
《「おちびと」の音変化》 戦に負け、人目を避けて逃げていく人。「平家の—」
歌舞伎舞踊「道行旅路の花聟(はなむこ)」の通称。
か‐しん【下唇】
1 したくちびる。⇔上唇。 2 昆虫の口器の一部。小あごの後方にある。 3 唇形花(しんけいか)の下方の部分。⇔上唇。