アポロンのしま【アポロンの島】
小川国夫の短編小説、またそれを表題作とする短編小説集。昭和32年(1957)に私家版として発表。「東海のほとり」「エリコへ下る道」など、欧州留学時の体験をもとに描いた半自伝的作品を収める。発表当...
いえ‐あるじ【家主】
一家の主人。いえぬし。「かの—二十八日に下るべし」〈源・浮舟〉
イシュタル【Istar】
《「イスタール」とも》ダンディの管弦楽曲。正式名称は「交響変奏曲イシュタル」。1896年作曲。古代メソポタミアの女神イシュタルが死者の国へ下る様を描いた作品。
うなぎ‐づか【鰻塚】
ウナギを捕る仕掛けの一。ウナギが川を下る秋ごろ、水底に石を積み重ねておき、石の間にひそんでいるところを捕らえる。
おち‐あゆ【落ち鮎】
秋、産卵のために川を下るアユ。くだりあゆ。さびあゆ。《季 秋》「—の哀れや一二三の簗(やな)/白雄」
おち‐うお【落ち魚】
1 産卵のため川を下る魚。落ち鮎・落ち鰻など。 2 冬に近づき、水温が低くなったため川や海の深い所へ移る魚。落ち鮒・落ち鱸(すずき)など。 3 死んだ魚。
かいどう‐くだり【海道下り】
1 昔、京都から東海道を通って東国に旅をしたこと。あずまくだり。 2 中世歌謡の一群。叙情的な歌の中に、東海道を京都から東国へ下る道中の地名・景物を詠み込んだもの。閑吟集などに所収。 3 狂言小...
かかぐ・る
[動ラ四] 1 手さぐりで探し求める。たどる。「いとまだ夜深く暗かりければ、—・り出でむと思へども」〈大和・附二二〉 2 すがる。つかまる。「柱より—・り下るる者あり」〈宇治拾遺・一〇〉 [補説...
かさい‐りゅう【火砕流】
火山灰・軽石・スコリア(岩滓(がんさい))などが火山ガスと混合し、一団となって火口から一気に流れ下る現象。マグマの粘性が大きい場合に生じ、しばしば大きな被害をもたらす。 [補説]「火砕流」は「火...
かざん‐でいりゅう【火山泥流】
火山砕屑物(さいせつぶつ)が多量の水と混ざって山腹を高速で流れ下る現象。火口湖で噴火したときや、堆積(たいせき)した火山灰に大雨が降ったときに生じる。ラハール。