はるさめ【春雨】
端唄・うた沢節。柴田花守作詞。長崎丸山の遊女の作曲と伝える。嘉永年間(1848〜1854)江戸で流行した。 日本画家、下村観山の作品。絹本着色による六曲一双の屏風。橋の欄干を真横から見た構図...
はん‐こう【版行/板行】
[名](スル) 1 書物や文書などを印刷して発行すること。刊行。「江戸末期に—された名所図絵」 2 印判。はん。はんこ。「丸で—におした様な事をぺらぺらと一通り述べたが」〈漱石・野分〉 [アクセ...
はんごん‐たん【反魂丹】
1 古くからの伝承家庭薬。食傷・腹痛などに用いる丸薬。近世、富山の薬売りにより全国に広まった。 2 中国で、死者をよみがえらせる能力をもつとされた霊薬。
ハンド‐キャノン【hand cannon】
鉄砲の元祖。1350年ごろから作られた黄銅または鉄の筒身の片側に導火孔をもった銃身だけのもの。中に火薬と弾丸とを入れて発射した。
ハンバーガー【hamburger】
丸いパンにハンバーグステーキを挟んだもの。
バイト
《bit(刃の意)またはbite(切り込む意)から》旋盤・平削り盤などの工作機械で金属の切削に使用される刃物。シャンクとよぶ台の先端に切れ刃をつけたもの。形や用途により先丸・片刃・面取り・端面・...
ばか‐がい【馬鹿貝/馬珂貝】
バカガイ科の二枚貝。浅海の砂底にすむ。貝殻は丸みのある三角形で、殻長8センチくらい。殻表は光沢のある淡黄褐色。食用。むき身はアオヤギとよばれる。かむりがい。くつわがい。ばか。《季 春》「—の逃げ...
ばく【麦〔麥〕】
[音]バク(漢) [訓]むぎ [学習漢字]2年 〈バク〉五穀の一。ムギ。「麦芽・麦稈(ばっかん)・麦秋/燕麦(えんばく)・菽麦(しゅくばく)・精麦・米麦」 〈むぎ〉「麦茶・麦畑/大麦・小麦・...
ばくち‐の‐き【博打の木】
バラ科の常緑高木。関東以西の暖地に自生。樹皮は灰褐色で、うろこ状にはげ、あとが紅黄色になる。葉は大形の楕円形。9月ごろ、白い小花が群生して咲き、翌年初夏に楕円形の黒紫色の実が熟す。葉からとれる液...
ばじょう‐ぢょうちん【馬上提灯】
乗馬の際に用いる提灯。丸形で、腰に差すように長い柄がある。うまのりぢょうちん。