に‐りん【二輪】
1 二つの車輪。また、二輪車のこと。 2 二つの花。「—咲き」 3 二つの丸いもの。「日月—を漂出す」〈神皇正統記・序〉
にわ‐とり【鶏/雞】
《庭の鳥の意》キジ科の鳥。古くから家禽(かきん)化され、東南アジアに分布するセキショクヤケイ(赤色野鶏)が原種に近いといわれる。あまり飛ばず、頭頂に赤いとさかをもつ。卵用のレグホン、肉用のコーチ...
ぬき‐す【貫き簀】
丸く削った竹で編んだ簀(す)。たらいなどにかけて、水や湯を使うとき、手もとにかからないようにする道具。「女の手洗ふ所に—をうち遣(や)りて」〈伊勢・二七〉
ぬき‐ほん【抜(き)本】
1 書物からの書き抜きをまとめた本。抄本。 2 義太夫節の一部分を抜粋した本。丸本(まるほん)に対していう。
ぬの‐まるた【布丸太】
建築の足場や仮板囲いなどの柱を横につなぐ丸太。
ぬば‐たま【射干玉】
ヒオウギの種子。丸くて黒い。うばたま。むばたま。
ぬめ‐く・る【滑くる】
[動ラ四]なめらかで滑る。ぬるぬるする。「丸太舟をこぎ出すごとく—・って歩み寄り」〈浄・嫗山姥〉
ぬり‐まわし【塗(り)回し】
茶室などで、塗り壁の出隅・入隅の部分を丸く面をとって柱を見せないように塗ること。
ぬれ‐ぼうず【濡れ坊主】
好色な僧。「この庵の—、所こそあれ、仏壇に女寝させて」〈浄・蝉丸〉
ねこ‐あし【猫足/猫脚】
1 猫のように音を立てないで歩くこと。また、その歩き方。「例の如く—にあるいて来て」〈漱石・坊っちゃん〉 2 膳(ぜん)や机などの脚で、上部がふくらみ、中ほどがやや細くなり、下部が丸くなっていて...