へん‐さい【変災】
事変や天災から受ける災難。
へん‐らん【変乱】
事変で世の中が乱れること。
まんしゅう‐こく【満州国】
満州事変により中国東北地方を占領した日本が、1932年、清朝最後の皇帝溥儀(ふぎ)(宣統帝)を執政として建国した傀儡(かいらい)国家。首都は新京(今の長春)。1934年に溥儀の皇帝即位によって帝...
まんもう‐かいたくだん【満蒙開拓団】
満州事変後、日本が満蒙地区に送りこんだ農業移民団。昭和7年(1932)に第一次移民が送り出され、昭和20年(1945)敗戦時には約32万人がいたといわれる。多くがソ連・満州国境地帯に入植し、中国...
ゆう‐じ【有事】
戦争や事変など、非常の事態が起こること。「一朝—の際」
ゆうじ‐りっぽう【有事立法】
戦争または事変の際に、特に自衛隊の活動を保障し、一方では、国民の権利を制約しようとする包括的な立法。 [補説]日本は憲法第9条で戦争を放棄していることなどから有事法制の整備は棚上げされていたが、...
リットン‐ちょうさだん【リットン調査団】
1932年、満州事変調査のため国際連盟より派遣された、リットンを団長とする紛争調査隊。満州国を日本の傀儡(かいらい)国家として否定する報告書を作成した。
りゅうじょうこ‐じけん【柳条湖事件】
昭和6年(1931)9月18日、柳条湖で日本の関東軍が南満州鉄道の線路を爆破した事件。関東軍はこれを中国軍の行為として出兵し、満州事変の口火を切った。従来、事件発生地は「柳条溝」とされてきたが、...
れんらくいん【連絡員】
倉光俊夫の短編小説。満州事変を背景に、前線と新聞社との間を往復する連絡員を描く。昭和17年(1942)発表。同年、第16回芥川賞受賞。
ろこうきょう‐じけん【盧溝橋事件】
1937年(昭和12)7月7日、中国北京郊外の盧溝橋付近で日本と中国の軍隊が衝突した事件。日中戦争のきっかけとなった。中国では七七事変という。