ごくたんしゅうき‐じしんどう【極短周期地震動】
周期が0.5秒以下の地震動。屋内の家具や物などが共振しやすく、人が強い揺れを感じる。→短周期地震動
ご‐くろう【御苦労】
[名・形動] 1 他を敬って、その人の「苦労」をいう語。お骨折り。ごやっかい。「—をおかけします」 2 他人に仕事を依頼したときなどに、その苦労をねぎらっていう語。同輩以下の者に対して用いる。「...
ごけ‐しまだ【後家島田】
江戸時代、後家となった中流以下の女性が結った島田髷(まげ)。元結の上に白いしごき紙を結んだもの。主に京坂で行われた。後家髷(まげ・わげ)。
ご‐けにん【御家人】
1 鎌倉時代、将軍直属の武士。将軍に忠誠義務を尽くす代償に、所領安堵・新恩給与などの保護を受けた。 2 江戸時代、将軍直属の家臣のうち、御目見(おめみえ)以下の者。→旗本
ござ‐づつみ【茣蓙包み】
1 ござで包むこと。また、その包んだもの。 2 江戸時代、乗り物を許された大名以下の武士が通常用いた駕籠(かご)。御座包み。
ご‐せっきょう【五説経】
説経節のうち、「苅萱(かるかや)」「三荘太夫」「俊徳丸」「小栗判官」「梵天国」の五つの曲目。また、「俊徳丸」以下を「愛護の若」「信太妻(しのだづま)」「梅若」と入れ替える場合もある。説経節の代表...
ごち‐えんまん【五智円満】
仏語。大日以下の五仏を本尊として三密の観行を成就するとき、行者の身に五智が完全に備わること。
ごとばいんごくでん【後鳥羽院御口伝】
鎌倉前期の歌論書。1巻。後鳥羽天皇著。嘉禄(1225〜1227)ごろ成立か。初心者のための心得や一般的知識を述べ、源経信以下当代歌人を批評したもの。
ご‐はい【御拝/向拝】
1 天皇が毎朝、清涼殿の石灰(いしばい)の壇で、神宮・内侍所(ないしどころ)以下を拝すること。「内侍所の—の数をかずへられければ」〈増鏡・おりゐる雲〉 2 ⇒こうはい(向拝)
さい‐えい【細纓】
冠の纓の一種。幅の狭い纓の中央を曲げて両端を纓壺(えつぼ)に差し込むのを例としたが、のちに纓の縁のみを残した形にして鯨のひげ2本を曲げて用いた。六位以下の武官および六位の蔵人(くろうど)が使用し...