あし‐やすめ【足休め】
[名](スル)疲れた足を休めること。「少し—して、また登りだす」
葦(あし)をふくむ雁(かり)
海を渡って遠くへ飛ぶとき、海上で羽を休めるために、枯れ葦を口にくわえていくという雁。→雁風呂(がんぶろ)
いこい【憩い】
からだや心を休めること。休息。「—のひととき」
いこ・う【憩う/息う】
[動ワ五(ハ四)]ゆったりとくつろぐ。休息する。「緑陰に—・う」 [可能]いこえる [動ハ下二]休ませる。休める。やわらげる。「木々の下には、下ごとに翠帳をたれて行客の苦しみを—・へ」〈海道記〉
かた・す【肩す】
[動サ変]駕籠(かご)かきが、駕籠の棒を息杖(いきづえ)で支えて肩を休める。「先へ急ぐは駕籠の足、せめて—・して止めもせず」〈浄・寿の門松〉
かた‐やすめ【肩休め】
[名](スル) 1 物をかつぐときに肩と荷物の間にはさむ布団のようなもの。肩当て。 2 担いでいた荷物や駕籠(かご)を下ろして、肩を休めること。「重い両掛を、竹杖壱本で軽々と—する」〈鳩翁道話・二〉
がん‐ぶろ【雁風呂】
青森県津軽の外ヶ浜付近で、海辺に打ち寄せられた木片をたいて風呂をたてる風習。秋の末に渡ってくる雁が、海上で羽を休めるための木を海辺に落としておき、春に再びくわえて帰るといわれ、残った木片は死んだ...
き‐ほよう【気保養】
《「きぼよう」とも》楽しんだりのんびりしたりして、心を休めること。気晴らし。「久し振りに好い—をしました」〈漱石・彼岸過迄〉
きゅう‐しん【休心/休神】
[名](スル)心を休めること。安心。多く手紙文で用いる。「ご—ください」
きゅう‐そく【休息】
[名](スル)仕事などをやめて心身を休めること。くつろぐこと。「しばし—する」