こ‐ぞく【古俗/故俗】
昔の風俗。古くからのしきたり。「—を今に伝える祭礼」
ざい‐ぞく【在俗】
出家しないで俗人の状態でいること。また、その人。在家(ざいけ)。「—の人」
しゅう‐ぞく【州俗】
その土地の風俗。国ぶり。
しゅう‐ぞく【習俗】
ある地域やある社会で昔から伝わっている風俗や習慣。風習。ならわし。
しゅう‐ぞく【衆俗】
多くの俗人。一般大衆。
しゅ‐ぞく【殊俗】
変わった珍しい風俗や習慣。また、その国。外国。
しゅつ‐ぞく【出俗】
俗世間から離れること。俗事から超越すること。脱俗。
しょく【俗】
[名・形動ナリ]「ぞく(俗)」に同じ。「姿悪くは、いづれも—なるべし」〈花鏡〉
しん‐ぞく【真俗】
1 仏語。仏の絶対平等の真理と、世間一般の差別的な真理。 2 仏の教えと世俗の教え。出世間(しゅっせけん)と世間。「—につけて、必ず果たし遂げんと思はん事は」〈徒然・一五五〉 3 出家と在家。僧...
じ‐ぞく【時俗】
その時代の人情風俗。「—の堕落に憂うるもの」〈魯庵・破垣〉