きんゆう‐かんわ【金融緩和】
1 金融市場で資金の供給が需要を上回り、資金調達が容易になった状態。⇔金融逼迫(ひっぱく)。 2 中央銀行が景気を刺激するためにとる政策。短期金利の誘導目標(政策金利)を引き下げ、市中への資金供...
きんゆう‐きかん【金融機関】
資金の供給・仲介などを行う機関。銀行・金融公庫・信用金庫・保険会社・証券会社など。
きんゆう‐きき【金融危機】
景気の悪化などから金融不安が増大し、金融機関の経営悪化や倒産、信用逼迫(ひっぱく)(クレジットクランチ)、企業の連鎖倒産、取り付け騒ぎなどが起こり、株価の下落・低迷、失業率の増加などを伴って金融...
きんゆうきのうきょうか‐ほう【金融機能強化法】
《「金融機能の強化のための特別措置に関する法律」の略称》金融システム安定化のため、地方銀行や信用金庫、信用組合などの地域金融機関に対して公的資金を注入できるよう枠組みを定めた法律。平成20年(2...
きんゆう‐きょうこう【金融恐慌】
天災・内乱、景気の悪化などで、企業を結ぶ貸借の決済が不可能となり、信用関係が急激に崩壊して、預金の取り付け、銀行の支払停止および連鎖倒産などで、金融界全般に混乱が起こること。日本では、昭和2年(...
きんゆう‐ぎょう【金融業】
銀行、信用金庫、保険会社、証券会社など、貨幣の信用取引を行う業務。広義には貸金業も含めていうことがある。
きんゆう‐しじょう【金融市場】
金融取引が行われ、資金の需給関係が調整される市場。国内金融市場・国際金融市場・長期金融市場・短期金融市場など。信用市場。
きんゆう‐バブル【金融バブル】
多様な金融商品などによって過剰な信用供与が行われたことにより発生したバブル経済。 [補説]1980年代以降、米国の主導により規制緩和による金融の自由化・グローバル化が進み、金融市場の規模が急速に...
きんゆう‐ふあん【金融不安】
景気の後退や金融機関の経営悪化などで、金融市場や金融機関に対する信用度が低下して、経済の先行きに不安を感じること。金融機関の破綻(はたん)、不良債権の増加、株価の下落・低迷、信用逼迫(ひっぱく)...
きんゆうほしょう‐ほけん【金融保証保険】
元本が確定している金融商品(債券や証券化商品など)の元利払いを保証する保険。例えば、投資家が債券を購入する際、金融保証保険が付されていれば、債券が不履行になった場合にも保険会社から元利払いを受け...