せりふ【台詞/科白】
1 俳優が劇中で話す言葉。「—をとちる」 2 人に対する言葉。言いぐさ。「気のきいた—を吐く」「そんな—は聞きたくもない」 3 きまり文句。「頼み事をするときのお得意の—だ」 4 理屈や言い分を...
せりふ‐づけ【台詞付け】
それぞれの俳優のせりふを記したもの。書き抜き。
せんや‐ぞめ【千弥染】
染め色の名。紫色で大絞りに染めたもの。享保(1716〜1736)のころ、歌舞伎俳優の女形中村千弥が用いて流行した。
ぜんしん‐ざ【前進座】
劇団。昭和6年(1931)歌舞伎俳優の河原崎長十郎・中村翫右衛門(なかむらかんえもん)らが結成。歌舞伎のほかに新劇も上演し、独自の活動を展開。
そうし‐やくしゃ【壮士役者】
壮士芝居の俳優。書生役者。
そうじゅうろう‐ずきん【宗十郎頭巾】
江戸時代に歌舞伎俳優の初世沢村宗十郎が用いはじめたという頭巾。黒縮緬(くろちりめん)の袷(あわせ)で四角い筒形を作り、左右から後ろにかけて長い錏(しころ)をつけて、額(ひたい)・ほお・あごを包む...
たい‐じょう【退場】
[名](スル) 1 会場・競技場などから出て行くこと。「選手団が—する」「—処分」⇔入場。 2 俳優などが、舞台から引き下がること。「下手(しもて)に—する」⇔登場。
たかしま‐や【高島屋】
歌舞伎俳優市川左団次・小団次、およびその一門の屋号。
たから‐ジェンヌ
《「パリジェンヌ」のもじり》宝塚歌劇団の俳優のこと。
たちばな‐や【橘屋】
歌舞伎俳優の屋号。12世以後の代々の市村羽左衛門、およびその一門が用いる。