へいかつ‐きん【平滑筋】
筋肉の組織の一。横紋構造がみられず、心臓を除く内臓や血管などの壁をなす筋肉。不随意筋で、収縮の速度は遅い。内臓筋。⇔横紋筋。
ヘルニア【(ラテン)hernia】
体内の臓器が、あるべき部位から逸脱した状態。腹部の内臓に多くみられ、腹壁に生じた裂け目から腹膜に包まれたまま腹腔外に脱出する。鼠蹊(そけい)ヘルニア・臍(さい)ヘルニアや椎間板ヘルニアなどがある。
ペースト【paste】
1 やわらかくてねばりけのある、糊(のり)状のもの。「歯磨き—」 2 肉・内臓や野菜などをすりつぶした食品。「レバー—」 3 はんだ付けに用いる、松やになどの樹脂に塩化亜鉛を加えた糊状のもの。 ...
ほし‐がれい【干し鰈/乾し鰈】
えらや内臓を取り去って干したカレイ。《季 春》「—はららご共に焼けてけり/友二」
ほね【骨】
[名] 1 脊椎動物の内骨格を構成する構造物。膠質(こうしつ)および石灰質を成分とし、骨組織・骨髄・軟骨組織・骨膜からなり、体の支持・運動や内臓の保護、骨髄での血球生成などの働きをする。ふつう...
ホルモン
食用にする牛や豚などの内臓。焼いたり鍋料理にしたりする。
みがき‐にしん【身欠き鰊】
《「みかきにしん」とも》ニシンをえら・内臓などを取り去って三枚におろし、中骨を落として素干しにしたもの。古くは腹側部分も切り落とし、背肉だけを用いた。欠き割り。身欠き。《季 夏》
むらぎも‐の【群肝の】
[枕]心の働きは内臓の働きによると考えられたところから、「心」にかかる。「—心を痛み」〈万・五〉
むりょくせい‐たいしつ【無力性体質】
体型が細長くて筋肉の発達がよくなく、胸が平らで内臓が下垂しやすく、全般的に体力の低い体質。
めいそう‐しんけい【迷走神経】
脳の延髄から出ている末梢神経の一。複雑な走行を示し、頸部(けいぶ)・胸部に分布し、さらに腹部に達して多くの内臓に分布。大部分が副交感神経からなり、平滑筋の運動や腺の分泌機能を調節する。第十脳神経。