うら‐ぎって【浦切手】
《「うらきって」とも》江戸時代、遭難した船が海岸にたどりついた場合、その土地の役人が船の破損状態や積み荷の状態を調査して作った証明書。浦証文。浦手形。
おうせん‐こぎって【横線小切手】
⇒線引(せんび)き小切手
きっ‐て【切手】
《切符手形の意》 1 「郵便切手」の略。 2 「商品切手」の略。 3 金銭受取の証明として発行する券。手形・切符・証書の類。 4 昔、関所の通過や乗船などに必要とされた通行証。通り切手。
きねん‐きって【記念切手】
ある出来事・行事などを記念して発行する郵便切手。
きんてん‐こぎって【禁転小切手】
振出人または裏書人が、裏書譲渡を禁止する旨をしるした小切手。裏書禁止小切手。
ぎんこう‐こぎって【銀行小切手】
1 銀行預金者が自己の預金から一定金額の支払いをその銀行に委託するための有価証券。 2 日銀小切手に対して、普通銀行の発行する小切手。
くうまい‐きって【空米切手】
江戸時代、大坂の蔵屋敷が金銀の調達手段として発行した現米の裏づけのない米切手。
くらあずかり‐きって【蔵預(か)り切手】
江戸時代、各藩の蔵屋敷から発行された米・砂糖など蔵預かり物の保管証書。
くらまい‐きって【蔵米切手】
江戸時代、蔵米の落札人が米商に発行した証書。
こ‐ぎって【小切手】
銀行に当座預金をしている者が、支払人である銀行にあてて、一定の金額の支払いを委託する一覧払いの有価証券。現金に代わる支払い手段として利用される。