せきしょく‐きょせい【赤色巨星】
表面温度が低い巨星のうち、スペクトル型がK型・M型の恒星。水素が核融合で使い果たされ、ヘリウム・炭素・珪素・鉄などの重い元素がたまった中心部が収縮を起こすと、外層部は膨張を始め、巨大な赤い星とな...
せっぱくせい‐にょうしっきん【切迫性尿失禁】
抑えがたい強い尿意が急に起こり、尿が漏れてしまう状態。膀胱(ぼうこう)の筋肉が過剰に活動したり、収縮力が弱くなったりすることが原因とされ、高齢者に多くみられる。治療には膀胱の緊張を緩める薬などが...
せっぱく‐そうざん【切迫早産】
妊娠22週から36週までに子宮収縮・出血・子宮口の開大などがみられ、早産に至る危険性が高い状態をいう。
セロトニン【serotonin】
5-ヒドロキシトリプタミン。脳・松果体・腸のクロマフィン細胞でトリプトファンから合成、分泌される。神経伝達物質の候補。血小板に含まれるものは血管を収縮する働きがある。
せんいじょう‐たんぱくしつ【線維状蛋白質/繊維状蛋白質】
長い線維状の立体構造をもつたんぱく質の総称。水に溶けにくい。生体を構成するコラーゲン・ケラチン・エラスチン、筋原線維の主成分で筋肉の収縮に関与するF-アクチンやミオシン、血液の凝固に関わるフィブ...
ゼロぼうちょう‐ガラス【ゼロ膨張ガラス】
温度変化による膨張・収縮が極めて小さいガラス。膨張率が異なる材料を混合することで、特に常温付近でほとんど変形が生じないものをさす。VLTやTMTといった超大型望遠鏡の反射鏡として用いられる。極低...
ぜんく‐じんつう【前駆陣痛】
妊娠後期に子宮収縮によって引き起こされる陣痛に類似する痛み。間隔は不規則で、一定期間で消失する。痛みの間隔が短くなり、だんだん強くなる本陣痛と区別される。ブラクストンヒックス収縮。
ぜんとう‐きん【前頭筋】
前頭部にある筋肉。収縮すると額に横じわをつくる。
ぜん‐どう【蠕動】
[名](スル) 1 ミミズなどの虫が身をくねらせてうごめきながら進むこと。また一般に、うごめくこと。「うじ虫の—」「風が…ゆるやかに—して進んで居た」〈佐藤春夫・田園の憂鬱〉 2 筋肉の収縮波が...
そうぼう‐べん【僧帽弁】
心臓の左心房から左心室への間にある弁。2枚からなり、血液の逆流を防ぐ。二尖弁(にせんべん)。左房室弁。 [補説]左心房が収縮するときに開いて左心室へ血液を送り込み、左心室が収縮するときに閉じて左...