わかさ‐ぬり【若狭塗】
福井県小浜地方から産する漆器。下塗りした上に卵殻の粉末やもみがらで模様をつけて色漆を塗り、金銀箔を施したのち透き漆を塗って研ぎ出したもの。慶長年間(1596〜1615)に創案され、万治年間(16...
ワカ‐ワヤマルカ【Huaca Huallamarca】
ペルーの首都リマ、サンイシドロ地区にある古代遺跡。3世紀から8世紀頃に栄えたリマ文化の時代に築かれたもので、インカ帝国時代まで墓地として利用された。日干し煉瓦(れんが)を積み上げた円錐状の建造物...
わ‐がっき【和楽器】
日本で伝統的に使われてきた楽器。和琴(わごん)・三味線・尺八・小鼓などのこと。
わく【枠/框】
1 木や竹などの細い材で、器具・建具などの縁(ふち)にしたもの。かまち。「眼鏡の—」「窓—」 2 物の周囲をふちどる線。また、境などを示すため、四方を取り囲むもの。「答えを—で囲む」「黒い—の死...
わ‐ごん【和琴/倭琴】
日本の弦楽器の一。神楽・東遊(あずまあそ)びなど、雅楽の日本古来の歌舞に用いる6弦の琴。多くは桐(きり)製で、長さ約190センチ。柱(じ)はカエデの枝をそのまま用いる。右手に持った琴軋(ことさき...
わ‐しょく【和食】
日本風の食事。新鮮な魚介や野菜を用い、材料の持ち味を生かして調理すること、器の種類や盛り付けにも趣向を凝らすこと、季節感を重んじ、年中行事とも深い関わりをもつことなどが特徴。日本料理。⇔洋食。 ...
わ‐しょっき【和食器】
和食に用いられる食器。茶碗、箸、口取り皿など。→洋食器
わじま‐ぬり【輪島塗】
輪島市から産する漆器。江戸中期以後発達。特有の地の粉(こ)を用いた堅牢(けんろう)なもので、沈金(ちんきん)・蒔絵(まきえ)、特に沈金を特色とする。
わ‐じみ【輪染み】
1 ものの表面に環状についた染み。テーブル上にコップを置いたあとの染みや、便器内の水が溜まっている部分にできる染みなど。 2 布地の染み抜きをするときに、汚れが溶剤などにより環状に広がってできる染み。
わたくり‐ぐるま【綿繰り車】
実綿をローラーの間に挟んで手で回し、種子を取り除き繊維だけ巻き送る木製の器具。綿繰り。綿車。