かいづか‐いぶき【貝塚伊吹】
イブキの園芸品種。高さ6〜7メートル。生長とともに枝が螺旋(らせん)状にねじれ、円錐形の樹形をなす。庭木や生け垣などにする。
かい‐と【垣外】
《「かきと」の音変化》 1 垣の外。屋敷また村落の囲いの外。〈日葡〉 2 (近世、大坂で)こじき。ものもらい。〈物類称呼〉
かい‐へき【海壁】
波浪から守るために、水際に設けた壁や石垣。
かいもと‐あるじ【垣下饗】
垣下(かいもと)の座について、もてなしを受けること。「おほし—はなはだ非常に侍(はべ)りたうぶ」〈源・少女〉
かがい【嬥歌】
上代、東国地方で、歌垣(うたがき)をいう語。→歌垣
かが・う【嬥歌ふ】
[動ハ四]男女が集まって飲食・歌舞に興じる。嬥歌(かがい)をする。歌垣(うたがき)をする。「娘子(をとめ)壮士(をとこ)の行き集ひ—・ふ嬥歌に」〈万・一七五九〉
かき【垣/牆/籬】
1 家や庭の区画を限るための囲いや仕切り。竹や木で作ることが多い。垣根。 2 間を隔てるもの。「心に—を巡らす」
かき‐あみ【垣網】
定置網で、魚群を本網などに導くため、水中に垣のように張る網。袖網。
かき‐ごし【垣越し】
「垣根越し」に同じ。
かき‐たつ【垣立】
《「かきだつ」とも》和船の左右の舟べりに、垣根のように立てた囲い。かきたて。