せい‐えん【製塩】
[名](スル)海水や岩塩などから食塩を製造すること。日本では古くから揚浜(あげはま)・入浜塩田法や天日製塩法により、現代ではイオン交換膜による電気透析法により行われる。
せいせい‐えん【精製塩】
ふつう、食卓塩または食塩として売られている塩。電気分解によって塩化ナトリウムの含有量が99.5パーセント以上にしてある。→自然塩 →塩角
せっけつ‐えん【赤血塩】
フェリシアン化カリウムの異称。
セニエット‐えん【セニエット塩】
《(フランス)sel de Seignette》酒石酸ナトリウムカリウム。フェーリング液の製造、下剤、利尿剤、圧電素子としてマイクロホン・受話器などに用いられる。ロッシェル塩。
たて‐しお【立(て)塩】
1 魚介類を洗ったり、材料に塩味を含ませたりするときに用いる食塩水。 2 魚介・野菜などを食塩水に漬け込む塩蔵法。
たんさん‐えん【炭酸塩】
炭酸の水素原子が金属に置換された塩の総称。カーボネート。
たんさんすいそ‐えん【炭酸水素塩】
炭酸水素イオンを含む塩。多くは水溶液として存在し、弱アルカリ性。リチウムを除くアルカリ金属、アンモニウム、カドミウム、水銀(Ⅱ)などの塩が安定であり、熱すると固体として取り出せる。酸性炭酸塩。
だつ‐えん【脱塩】
含まれている塩類を除く操作。一般水から無機塩類を除いて純水にしたりすること。また、原油の無機塩類を蒸留前に除くこと。
ち‐の‐しお【地の塩】
イエス=キリストの教え。神を信じる者は、腐敗を防ぐ塩のように、社会・人心の純化の模範であれとの意。模範や手本のたとえ。
つぼやき‐しお【壺焼(き)塩】
素焼きの壺に入れて焼いた塩。