うす‐ちゃ【薄茶】
1 抹茶の一。製法は濃い茶と変わらないが、古木でないチャの葉から製するもの。また、それでたてた茶。濃い茶より抹茶の量を少なくする。おうす。→薄茶点前 →濃い茶 2 薄い茶色。薄茶色。
うすびょう【護田鳥尾】
《「うすべを」または「うすべふ」の音変化という》「うすべお」に同じ。
うず
[助動][○|○|うず(うずる)|うずる(うず)|うずれ|○]《推量の助動詞「むず」の音変化》動詞・助動詞の未然形に付く。 1 話し手の推量を表す。…だろう。「ただいま客人(まらうど)の来うずる...
う・ず【倦ず】
[動サ変]《「うんず」の撥音の無表記》「倦(うん)ずる」に同じ。「深く世の中憂きことと思ひ—・じはてて」〈平中・一〉
うず‐でんりゅう【渦電流】
磁界の変化に誘導されて、磁界内の板状や塊状の導体内に生じて流れる、渦巻き状の電流。1855年、フランスの物理学者フーコーが発見したため、フーコー電流ともいう。
うずでんりゅう‐たんしょうしけん【渦電流探傷試験】
導電性のある材料でできた製品や試料の傷の有無を調べる非破壊検査法の一。表面に交流電流を流したコイルを置き、材料に磁界で誘起された渦電流を発生させる。表面または表面近傍に傷がある場合、渦電流が変化...
うず・める【埋める】
[動マ下一][文]うづ・む[マ下二]《四段活用の「うづむ」が変化して、室町時代ごろから用いられた》 1 土の中などに物を入れ込んで外から見えないようにする。うめる。「金塊を—・める」 2 物に覆...
うそ
[接頭]《「うす(薄)」の音変化》名詞・形容詞・動詞などに付く。 1 薄い意を表す。「—霞(がすみ)」「—雲」 2 少し、少ない、の意を表す。「—黄」「—暗い」「—笑む」 3 なんとなく、どこと...
うそ‐はっけんき【嘘発見器】
心理学の実験器械で、緊張や感情の動揺などによって皮膚の電気抵抗が変わることを利用して、例えば被疑者の供述がうそかどうかを検査する装置。正式には精神電流反射計、または電流皮膚反射計。ライディテクター。
うぞ‐ぶる・う【怖震ふ】
[動ハ四]《「うぞ」は「おぞ」の音変化》恐ろしさに身震いする。「下女もうろたへ、小菊を囲うて—・ふ」〈浄・油地獄〉