うら
[代]《「おら」の音変化》一人称の人代名詞。おれ。われ。「—も握り飯食おう」〈中野重治・善作の頭〉
うら‐がえ・る【裏返る】
[動ラ五(四)] 1 裏が返って表になる。ひっくり返る。「葉が—・る」「声が—・る」 2 味方が敵となる。裏切る。心変わりする。「—・って寝首を掻(か)く」 3 相いれなくなる。逆になる。「想頭...
うらしま【浦島】
浦島太郎のこと。 謡曲。脇能物。宝生流番外曲。勅使が丹後水の江の浦島明神にもうでると、明神・竜神が現れ、不死の薬を与える。 狂言。大蔵・和泉(いずみ)流番外曲。釣った亀を祖父と孫が助けると...
うら‐び・る
[動ラ下二]《「うらぶる」の音変化か。連用形の用例しかみられない》「うらぶれる」に同じ。「秋萩に—・れをれば」〈古今・秋上〉
ウランなまり‐ほう【ウラン鉛法】
《uranium-lead method》放射年代測定の一。ウランの放射性同位体が、崩壊によって鉛の同位元素に変わることを利用する。ウラン238、ウラン235の半減期はそれぞれ約45億年、約7億...
うりずん
沖縄で、春分から梅雨入りまでの時季。旧暦の2月から3月ごろ。 [補説]「潤い初め」の変化したものか。
うり‐ば【売(り)場】
1 商品・切符などを売る場所。「家具—のフロアが変わる」 2 売るのにちょうどよい機会。売り時。「今が絶好の—」
うるし‐ぐさ【漆草】
ウルシグサ科の褐藻。北海道・本州北部の太平洋岸の岩礁上に着生。長さ0.5〜1メートル。細かい枝が羽状に広がり、黄褐色。硫酸を含むので枯れると青変する。
ウルリッヒ‐びょう【‐ビヤウ】
指定難病の一つ。生れた時から泣き声が弱い、母乳やミルクを飲む力が弱い、肘や膝の関節が固くまっすぐに伸ばせない、手首や手指の関節が過度に柔らかいなどの症状がみられる。コラーゲンをつくる遺伝子の変異...
うれ
[代]《「おれ」の音変化か》二人称の人代名詞。相手を軽くみて、またはののしって呼ぶ語。おのれ。うぬ。「おのれは日本一の剛の者に組んでうずな、—」〈平家・七〉 [補説]呼びかける場面に現れることが...