き
[助動][(せ・け)|○|き|し|しか|○]活用語の連用形に付く。ただし終止形はカ変動詞には付かず、連体形・已然形は、カ変動詞の未然形・連用形、サ変動詞の未然形に付く。話し手または書き手の過去の...
こころ‐あわたた・し【心慌し】
[形シク]心が落ち着かないでそわそわするさま。気ぜわしい。また、不安である。「夜べは夜更けぬと人々急がれしかば—・しくてなむ」〈宇津保・蔵開下〉
しめん‐そか【四面楚歌】
《楚の項羽が漢の高祖に敗れて、垓下(がいか)で包囲されたとき、夜更けに四面の漢軍が盛んに楚の歌をうたうのを聞き、楚の民がすでに漢に降伏したと思い絶望したという、「史記」項羽本紀の故事から》敵に囲...
じん‐ご【人語】
1 人間の言葉。「—を解する動物」 2 人の話し声。「夜更けて—が絶える」
たな‐さがし【棚捜し】
1 棚をさぐって物を求めること。特に、台所の棚をさがしての、盗み食い。 2 遊里で、揚屋の客が夜更けに起き出し、酒を飲んで興じること。「都の—を昼になして遊興十一人の太鼓もち」〈浮・三所世帯〉 ...
なべやき‐うどん【鍋焼(き)饂飩】
うどんを、小さい土鍋で、かまぼこ・エビ・卵・野菜などの具とともに煮込んだもの。鍋からじかに食べる。《季 冬》「郭(くるわ)の夜更けて—かな/月斗」
にぎわし・い【賑わしい】
[形][文]にぎは・し[シク]にぎわっている。「表通りは夜更けまで—・い」 [派生]にぎわしさ[名]
むかし‐いま【昔今】
昔と今。こんじゃく。「—の御物語に夜更け行く」〈源・朝顔〉
よふけ‐さふけ【夜更け早更け】
《「さふけ」は「よふけ」に語呂を合わせたもの》「夜更け」を強めて言う語。「—まで、いい気になって洒落(しゃれ)てるが」〈滑・浮世風呂・三〉