の・く【退く】
[動カ五(四)] 1 今までいた場所から離れる。今までの場所をあけて他へ移る。どく。「ちょっとそこを—・いてください」「借家を—・く」 2 ある場所から離れている。へだたっている。「現場から少...
のけ‐がね【除け銀】
倒産などに備えて、財産の中から取りのけて隠しておく金銭。「—にて、年にも似合はぬ、扇屋の太夫を請け出して」〈浮・新永代蔵〉
のこ・る【残る/遺る】
[動ラ五(四)] 1 あとにとどまる。「会社に—・って仕事をかたづける」 2 取り去ったり使ったりしたあとに、なくならないである。「弁当が数人分—・る」「まだ時間は—・っている」 3 消えないで...
ノック【Knock】
アイルランド西部、メイヨー州の村。1879年、村の教会に聖母マリアと夫ヨセフ、使徒ヨハネが降臨したという「ノックの奇跡」の地。毎年100万人ものカトリック教徒が訪れるヨーロッパ屈指の巡礼地として...
のつ‐そつ
[副](スル)「のっつそっつ」に同じ。「夫(そ)れとも寝られないで、—して居るかしらん」〈漱石・坑夫〉
蚤(のみ)の夫婦(ふうふ)
《ノミは、雌が雄より大きいところから》夫より、妻のほうがからだの大きい夫婦。
の‐むし【野虫/蠹】
1 衣魚(しみ)の別名。「—が本を食う」〈漱石・坑夫〉 2 キクイムシの古名。〈和名抄〉
ノラ【Nora】
イプセンの戯曲「人形の家」の女主人公。夫にとってかわいい人形にすぎない妻の地位を捨て、夫や子供とも別れて家出する。近代的自我に目覚めて自立を望む新しい女性の典型とされる。
のら‐くら
[名・形動]怠けて遊んでいること。また、そのさまや、その人。「—者」「彼のような—な息子を生んだことを」〈佐藤春夫・都会の憂鬱〉
[副](スル) 1 「ぬらりくらり2」に同じ。「—(と)した...
のり【乗り】
[名] 1 乗り物などに乗ること。また、その人。「船—」 2 つりこまれること。調子づくこと。また、音楽のリズムなどにうまく合うこと。「—のよい曲」「悪—」 3 絵の具・白粉などの付きぐあい。...