うい‐ご【初子】
夫婦の間に初めて生まれた子。はつご。
うい‐だ・つ【初立つ】
［動タ四］ １ ひなが巣立つ。「郭公(ほととぎす)—・つ山をさと知らば木の間は行きて聞くべきものを」〈曽丹集〉 ２ 霞などが立ちはじめる。「いつしかも—・ちにける霞かなまだいとけなき春の初めに」...
ウイドー【widow】
１ 未亡人。やもめ。 ２ 夫が趣味などに熱中して顧みられない妻。「ゴルフ—」
うえておおかみ【飢えて狼】
志水辰夫によるハードボイルド小説。昭和56年（1981）刊。編集者、フリーライターなどとして活動していた著者による初の小説作品。「背いて故郷」「裂けて海峡」とともに3部作をなす。
うえ‐とう【上頭】
その土地に住まないで、京都にいる荘園の領主。地頭に対していう。「いつも—へ御年貢をささぐる」〈虎明狂・三人夫〉
う‐えん【迂遠】
［形動］［文］［ナリ］《道路などが曲がりくねって目的地までなかなか到達できないの意から》 １ まわりくどいさま。また、そのため、実際の用に向かないさま。「—な方法」 ２ 世の中の動きに疎いさま。...
うか‐うか
［副］(スル) １ 気がゆるんで注意が行き届かないさま。うっかり。「—と口車に乗せられる」 ２ しっかりした心構えや目的を持たず、ぼんやり時を過ごすさま。「同業者も増えたので—していられない」 ...
うか・す【浮かす】
［動サ五（四）］ １ 浮くようにする。浮かべる。「グラスに氷を—・す」 ２ 固定させず、不安定な感じや状態にする。「腰を—・す」 ３ 経費・時間などの使い方を工夫して余りが出るようにする。切り詰...
うかり
［副］「うっかり1」に同じ。「—としているお千代には」〈左千夫・春の潮〉
うかれぼうず【うかれ坊主】
歌舞伎舞踊。清元。本来は常磐津(ときわず)で、2世桜田治助作詞、3世岸沢古式部作曲。文化8年（1811）江戸市村座初演。昭和の初め、5世清元延寿太夫が清元に改曲。
